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イイね!
2018年06月13日

BMW7シリーズ カーオーディオの音質アップ


4月5日に納車されたBMW7シリーズが、最近になってやっとオーディオの改善が出来ました。


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納車時はリアガラスが透明だったので直ぐにフィルム屋さんに出して黒くしました。

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グレードは740eで2リッター4気筒の330のエンジンにモーターがプラスされていて、30プラスモーターという意味で40となっています。

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以前乗っていた530eは520のエンジンプラスモーターだったので、50馬力程度アップしています。


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オーディオの見た目は530eの時と同じなので、システムはそのまま移設する事にしました。


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ドアスピーカーはISP-90の9センチスピーカーを以前はアウター取り付けだったのが、7シリーズの性格上インナー取り付けで表に出さない様にしました。


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ダッシュの形状はワイドスタンドの乗る部分の面積が少なく、手前にエアコンの吹き出し口があるので、「大丈夫かな?」と心配していたら・・


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安定させるために吹き出し口にかかるかかからないかの所にワイドスタンドを取り付けて、JU60ツイーターを取り付けました。

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床下ウーファーは530eの時に交換したら純正の方が音が良くて、作りもしっかりしているので、値段を調べたら約20万円するそうで、今回もウーファーは純正をそのまま使用しました。


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純正のイコライザーは9バンドで、細かい音の調整が出来ないので、530eで使っていたイコライザーアンプをそのまま移設しました。


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ところが530eで使えていたイコライザーアンプが、740eでは全く動作しなくなりました。



あらかじめ他のイコライザーアンプを2種類購入していて、それに付け替えても全く動作しません。



原因は新しいBMWの純正オーディオは車両アンプがきちんとパワーを消費していないと保護回路が働いて音が出なくなって、イコライザーアンプが止まっているのではなくて純正側のアンプが止まって、それで音が出なくなるのでした。



イコライザーアンプを輸入しているメーカーに問い合わせたら、セメント抵抗を組み合わせた対策部品が出ていて、それで擬似的にパワーを消費して、それでイコライザーアンプにつなぐ方法があると知りました。



しかしセメント抵抗でロスした後に更にイコライザーアンプの内蔵ハイローコンバーターでロスして、確かに31バンドのイコライザーは効くものの、音の新鮮さはバッサリ失われて、「ここまでお金をかけてこの音は無いだろう。」という不自然な音でした。



そこであーでもない、こーでもないと苦戦して、やっと31バンドイコライザーである程度新鮮な音が出る様になったら、センタースピーカーの質感が悪くて邪魔になる事が分かりました。


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そこでセンタースピーカーにアッテネーター回路を入れてレベルダウンさせてバランスを取ったら・・



何と次にエンジンをかけた時に電流が流れるのが少ないからか、保護回路が働いて音が止まってしまいました。




これでは使い物にならないのでイコライザーアンプなどは全て取り外して、シンプルにJU60を使ったベーシックパッケージにドアのスコーカー交換の状態で鳴らして、それでもまるっきり純正の状態に比べたらかなり音は良くなりました。



BMWとしてはうちのオーディオは完璧だから余分なイコライザーアンプなど付けるな!という意味での保護回路なのか、一般的なカーオーディオ専門店の音質アップのメニューに関しては先行きが怪しくなって来ていますね。



まさかこんなつまずきがあるとは予測しておらず、ピュアコンを使った理想的にパワーを消費するという仕組みは問題なく使えているので、この仕組みが次期3シリーズに導入されてもピュアディオ的には問題ないでしょう。




大きさが違うだけで見た目はほぼ同じだった530eの時も実はつまずきがあって、PHEVだからという事でアウトランダーと同じで、『PHEVならではの豊富な電機量で、フルシステムを取り付けても全く問題が無い。』と思われているお客様がおられました。


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「フルシステムが付くなら輸入車のPHEVを買いたい!」という声が多い中、「アウトランダーは社外に電力を取り出す余力がありますが、輸入車のPHEVは車両の中で完結しているシステムなので、勝手に電力を取り出すと問題が起こる可能性があります。」とフルシステムの取り付けを前提の購入を待つ様にお願いしていました。



そしてフルシステムを取り付けて、好きなだけ電力を使った結果・・


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悪い条件が2・3重なったら車が止まるだろうと予測して走行実験していたら、見事に途中で動かなくなり、レッカーでディーラーに運ばれるという事になってしまいました。



前もって言っておきますが、これは危ないという事を立証して、お客様に輸入車のPHEVの取り付けを諦めて頂くための実験なので、失敗してこうなった訳ではありません。



そしてフルシステムの取り付けを諦めて、比較的電気の使用量の少ないイコライザーアンプを使ってのシンプルな構成のシステムをお勧めしていたのですが、7シリーズではそのイコライザーアンプの取り付けすら問題が出て来ています。



ピュアディオは実車を買って走行実験をして、あらかじめこの車ではどこまでのシステムを付けるのが妥当かというガイドラインを作っているので、デモカーで付いているシステムについては、安心してお使い頂けます。

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Posted at 2018/06/13 11:34:09

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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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