今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、ホンダのN‐ONEです。
エクリプスのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、以前ベーシックパッケージの取り付けをして頂いていて、今回はシステムアップのためにドアスピーカーの交換を行ないました。
まずドアの内張りを外して、ホンダ純正の16センチスピーカーを取り外します。
これまでは純正ドア配線を使っていたところを、車内からドア内にピュアディオブランドのPSTケーブルを通します。
インナーバッフルを製作して、JBLの16・5センチスピーカーを取り付けて、周りにシール材を貼って内張りを組み付けたら完成です。
スピーカーはJBLのGX600Cのミッドのみを使用して、19ミリのツイーターは使用しません。
価格が同じ内容の現行モデルと比べて5000円安いので、ミッドの使用でも納得がいける値段です。
よくお客様から、「GX600Cが発売されてから、ピュアディオの推奨モデルになるまで時間がかかりましたね。」と聞かれますが、実は600Cのミッドはかなり巻き数の少ないコイルが必要となり、機械巻きしたコイルをほどいて行くと上手く作れず、結局何も無いボビンに一から手巻きで作っていて、車のタイプに合わせて20セットを3店舗分用意してから本格的に販売を始めて、準備の段階で60セットの120個のコイルを手巻きで用意してから、何台か装着テストを行ってからスタートさせたので、かなり時間がかかりました。
ツイーターは最初にベーシックパッケージを購入された時に取り付けたピュアディオブランドの25センチ外ドームツイーターのATX-25をそのまま使用しました。
グローブボックス下のピュアコンはミッドの上限周波数を決めるコイルの交換を行ない、機械巻きをしたコイルをほどいて行って作った純正用のコイルから、GX600C用の一から手巻きのコイルに交換して音を合わせました。
N‐ONEのスピーカーグリルは下の方に付いているので、手巻きコイルでも巻き数の少ない物を使用して、スピーカー付属ネットワークの固定の巻き数では表現出来ない音を再生させているのと、ツイーターは付属の19ミリよりもかなりワイドレンジなATX-25を使用しているので、メーカーのセット物では絶対に表現出来ないレベルの音になっています。
最後にイクリプスのナビのイコライザー調整を行って、調整して良い音と思ってもメモリーすると若干音が変わるので、再生画面に戻してまたメモリーしてを何度も繰り返して音を追い込みました。
音が鳴ればそれでいいではなくて、時間をかけた音調整の後には外でゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックを行って、それからお客様に納車させて頂きました。
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