今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、BMWの3シリーズセダンです。
プラグイン・ハイブリット車で、福岡店と宇部店はプラグインの充電システムを持っているので、作業中に満充電にしてお帰り頂く事が可能です。
ただ今回のお客様は宮崎県からお越し頂いているので、電気だけの走行は福岡県で切れてしまい、後はガソリンで走る事になります。
作業内容はBMW用のベーシックパッケージにオプションを数点追加して頂いている内容で、1日では終わらない内容で、一度代車に乗って宮崎県にお帰りになりました。
現行BMWではドアの上の方に10センチスピーカーが付いていて、その特殊な取り付け位置のためにかなり苦労する車種です。
更に3シリーズでは前期・中期・後期型で微妙に音が違い、4Ωスピーカーの車と2オームスピーカーの車があり、シート下のウーファーが座面の深さで聴こえ方が違い、スポーツとラグジェアリーで鳴り方が違います。
つまり3種類×2種類×2種類の12通りのパターンがあって、パッケージをその違いに合わせているとツボを掴むのに時間がかかり、2Ωのラグジェアリーの一番セッティングに時間がかかる車を自分で買って、それで実験して3シリーズの完璧なマッチングの出し方を習得しました。
前期型のハイブリット車が2Ωだったので今回も2Ωと予測していたら、プラグイン・ハイブリットは4オーム仕様だったので、自分の乗っていた2Ω車のデーターは使えませんでした。
ベーシックパッケージなのでいつものピュアディオブランドのATX-25ツイーターをダッシュに取り付けて・・
ドアのスコーカーはあらかじめボックスに組んで鳴らし込んでおいたピュアディオブランドのISP-130に交換しました。
ドアにはベーシック防振とセメントコーティングの施工を行って、音質と静粛性と断熱性をアップさせています。
シート下のウーファーはそのまま使用していますが・・
イコライザー内蔵のパワーアンプを取り付けて、スマートフォンでフロント3WAYとなったスピーカーの音の調整を行います。
7バンドのイコライザーですが、全ての周波数を自由に動かす事が出来て、31バンドイコライザーの狭間にある周波数もコントロール出来るので、意外と細かい調整が可能です。
グローブボックス下にはイコライザーアンプとピュアコンを設置して、ATX-25ツイーター・ISP-130・標準ウーファーの3点セットに最も合う組み合わせを探しました。
イコライザーやピュアコンで調整しても元の音がフラットで送られているとは限らないので、純正オーディオを若干調整して、トータルで音を合わせて、入庫時に比べたら素晴らしくフラットで生音に近いサウンドに変身しました。
BMWは年式グレードで元のオーディオの音が違うのと、取り付けるシステムの内容が少しでも違うとセッティングが違うので、個別対応と言っていいぐらいの詳細なパーツ選びが必要となり、きちんと鳴った後は「良い仕事をした!」という充実感があります。
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