昨日は福岡店宗像市にある『宗像ユリックス ハーモニーホール』にジャズピアニストの国府弘子さんのスペシャルトリオのコンサートを聴きに行きました。
ピアノとエレキベースとドラムに加えて、尺八奏者の藤原道山さんも加わった4人編成で、素晴らしい演奏を聴く事が出来ました。
演奏曲は世界の色々な楽曲で幅広く、自分の大好きなスペインのロングバージョンは最高でした!
宗像市の宗像ミアーレ音楽祭の一部として行われて、前日には『親子で楽しむジャズライブ』というのも行われて、自治体主催ならではの手頃な料金の催しが沢山行われた様です。
自分はコンサート終了後にバックヤードに招待して頂いて、ステージの機材を撤収している横を通って楽屋へと向いました。
国府弘子さんは昨年秋にサウンドピュアディオ提供の音解に出演して頂いて、藤原道山さんは音解が始まる何年も前から毎年特別番組としてFM福岡とFM山口で番組を放送していました。
国府弘子さんの楽曲は90年代に調整用CDとして使用していて、藤原道山さんは2000年代の前半に楽曲を知って聴く様になって、まさか15年後、20年後にCDのジャケットの写真で見る事がなかったアーティストさんと一緒に、しかも二人同時に行えるとは、聴き始めた時には夢にも思っていませんでした。
自分は2004年までコンサート会場に足を運ぶという事をしていなくて、90年代は国府弘子さんのCDを3枚とっかえひっかえしながら音調整を行っていて、今考えたらもっと早くコンサート会場に足を運んでいたり、スポンサー活動をしてご本人にお会い出来るなどの活動を行っていたら、今の音に90年代にはたどり着いていたでしょう。
まだ90年代はクセの少ないスピーカーやアンプが沢山あったので、そのクセの無さに助けられていて、2000年代になってからそういう商品が少なくなって来て、「きちんとした目標を持たないと!」とコンサート会場に足を運んだり、生音・生声を知って、それを基準に音造りに変わって行きました。
2000年代になってタイムアライメントや銅メッキシャーシーや電源キャパシタや某メーカーの青いバッテリーやら、完全に生音とは違う音になる物が主導権を握って来て、「カーオーディオ業界はこのままでいいの?」という不安を感じてのピュアディオの方向転換でした。
案ずるよりも生むが易しという言葉がありますが、生音を知る様になってそれまでのホーム用の高級スピーカーを聴いて音造りが、1点から発せられた音を3WAYで3分割したもの聴いて、それを頭の中でイメージして2WAYや3WAYに分割して再生するというやり方が、時間がかかる割に正確さに欠けるという事を知り、現在のスポンサー活動を通して生音・生声を知る事がこんなにメリットがあるんだという事が分かりました。
そのメリットとは近江商人の三方良しの考えみたいに、音楽を聴く人にメリットがあって、音楽を作る人にもメリットがあって、最後に製品を販売する人にメリットがあってと、何かを得ようと思えば何かを差し出さないといけないという事を2000年を越えて知ったので、「もっと早く気付けば!」とコンサートの度に後悔しています。
昨日は台風で風が強くて雨が降る中宇部店を出発して、WRX・S4で山道を通って近道宗像ユリックスに着いて、行きは急いでいたのでじっくりと音楽を聴く気持ちに余裕が無く、かえりはその分ゆっくりと音楽を聴きながら帰りました。
聴いたCDは国府弘子さんの『オータム・セレクション』という、秋のイメージに合った楽曲のみを集めたアルバムでした。
ホールの大きさは小さめだったので、音はとても良かったので、そのイメージを思い出しながら、ZSP-LTD15とJU60が奏でるサウンドを聴きながら、宇部市へ帰りました。
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