今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、マツダのロードスターです。
マツダ純正のBOSEサウンドのお車で、純正のデッキが調子が悪くなっので、システムを付け替えたいというご要望で来店されました。
BOSEサウンド車はデッキにはアンプが付いておらず、車両の専用アンプと、ドアには低インピーダンスのフロントマグネットのウーファーが付いています。
今回はこれまでのシステムは全て使わずに、カロッツェリアの1DINデッキを取付けて、その内蔵アンプでフロント2WAYのスピーカーを鳴らす様にしました。
ドアスピーカーはインナー取付でJBLのGX600Cのミッドを使用して、付属のツイーターは19ミリなのでレンジが狭いので使用せず・・
25ミリ外ドームのピュアディオブランドのATX-25ツイーターで高音域を鳴らしています。
ツイーター自体の性能もありますが、スタンドを使ったこの取付角度ならではの、音の立体感は感動ものです。
グローブボックス下にはMDF板を敷いてピュアコンを取付けますが、NB型のBOSEサウンド車のドアにPSTケーブルを通すのはかなり難があり、そこで細いのに高性能の銀コート線を使用しました。
ピュアコンの値は先月NC型のロードスターで同じスピーカーの組合せで2台施工していたので、その値をそのまま入れてみましたが、どうもリスナーからドアスピーカーまでの距離とスピーカーグリルの抜けに差があり、ND型2台の時とは鳴りが違うので、そこでピュアコンのパーツをあれこれ交換して音を追い込みました。
あーでもない、こーでもないと、あれこれパーツを変えて差を埋めて、具体的にはNC型の方がグリルのヌケが良かったので、NB型ではそこから徐々にコイルの巻き数を減らしてミッドの上限周波数を伸ばして行って、リスナーの耳の位置でちょうど良い聴こえ方になる様にしました。
コイルの巻き数が減って来るとツイーターとの合成インピーダンスが変って来るので、ブラックボックス内のコイルとコンデンサの比率を変えてトータルでバランスを取りました。
カロッツェリアの1DINデッキには5バンドのイコライザーが内蔵されていますが、どのバンドを1クリック動かしてもふぃ自然に聴こえるぐらい、フラットの状態で最も良い音で聴ける様にセッティング出来ました。
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Posted at
2018/12/22 10:00:06