天国と地獄というと、小学校の時の運動会で流れていた、オッフェンバッハが作曲したあの何か急がされる様な楽曲を思い出します。
今日の話題は急がされたという話ではなくて、音調整の時に「ラッキー!」と思っていたら、実は後でとんでもないプレッシャーになったという事で、天国と地獄というタイトルにしました。
先週いつもの様に自分のCDとお客様のナビオーディオの中に録音されている楽曲を交互に聴きながらピュアコンのパーツの交換とイコライザーを動かす音調整をしていたら、自分が以前調整用の音源として使っていた楽曲が入っていました。
1999年ぐらいに使用していたエブリ・リトル・シングさんのタイム・ゴーズ・バイで、B &Wの801型スピーカーで聴いた後に音調整をしていて、その頃からメインで使うデモカーのナンバーは801を指定していました。
その10年後にFM福岡のスタジオで持田香織さんにお会いした時に、801の3WAYスピーカーで3つに分かれて発せられた音を1つにまとめて耳で聴いて、そこから2WAYや3WAYに分配しているややこしい事をしていたという事に気が付いて、1か所から発せられた生声に勝るものは無いと知りました。
そして次に選曲したら今度はスキマスイッチさんの楽曲で、こちらは昨年お会いして生声を聞いたばかりで、「今日は自分が実際に会った事がある人の楽曲が続くな?」と思っていたら・・
次はHYさんの楽曲で、特にソング・フォー•••は何度も801で聴いて、「こんな感じで録音されたのかな?」と、想像しながら調整していたのが、もう何度もお会いして頭の中に完全に声がイメージ出来るまでになりました。
そこから更に選曲したら、今度はSEKAI NO OWARIさんのスター・ゲイザーが流れて来て、こちらはまだ1ヶ月以内にお会いしたばかりで、23日の『サウンドピュアディオ・プレゼンツ 音解』でSEKAI NO OWARIさんの回を放送したばかりで、30日の土曜日に2回目が放送になる、自分的に旬なアーティストさんです。
そして更に楽曲をチェンジしたらDEENさんの楽曲で、ボーカルの池森さんとはこれまで何十回とお会いしていて、完全に声のトーンは頭の中に焼き付いていて、メモリーズでコーラスをされている大黒摩季さんともお会いして生声を聞いていて、アルバムとしては5枚分ですが、HYさんが楽曲によってはツインボーカルの部分があるので、何と生声を聞いた事がある方が7名もおられました。
ここまで連続するとかなりのプレッシャーになって、本来だったらスイスイと調整とい言いたいところが、少しでもズレていてはいけない!と肩に力が入りました。
少し張りを付けてみたいな事は一切していなくて、地味に思われたらどうしよう?と思いながら納車をさせて頂いて、正確な音色と艶重視のセッティングに満足して頂けた様です。
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Posted at
2019/03/26 21:30:06