サウンドピュアディオの3店舗の中でも一番大きな建物の宇部店ですが、表の駐車場は少なくても裏に別な駐車場があります。
その奥に大型のカーポートがあって、現在セレナが2台待機しています。
店舗とピットの間には通称ジャングルと呼んでいるピュアコンとRCAケーブルを作っている製作室があって、まるで漫画を描いている部屋みたいです。
机が二つあって、そのそれぞれに測定器が2台置いてあって、元々コンデンサとコイルなどを切り替えて測定するのを、それぞれコンデンサとコイルの測定条件に合わせたキャリブレーションをしておいて、瞬時に違う測定をより正確に出来る様にしてあります。
例えば1マイクロのコンデンサを仕入れて来て、それぞれに測定すると微妙に値が違っていて、テプラーでマーキングして保存しておきます。
実際に使う時は左右を合わせて、1・002同士と0・999同士でペアリングして使って、当然出番の無いコンデンサーもありますが、全て使うと左右がピッタリ合わないので、ある程度のロスは出て当たり前と思っています。
製作室とは別にピット側にも半田付けの机があって、PSTケーブル用の電子制御半田机と・・
電源ケーブルの末端用の普通の半田をする場所があります。
更に自分がSKY3の末端の焼き付けを行う机もあり、製作室とピットで5か所の半田付けスペースがありました。
ありましたと過去形で書いたのは、最近電気科を卒業した新卒の女性社員が入社して、その人用の半田机が無かったので、ピットと製作室の間の通路に机を置いて半田付けをしてもらっています。
ピットはみんな忙しいので、自分で組み立ててもらって・・
出来上がったら自分が机の上に必要な物を買って来て置きました。
もう一つタイトルにあった通路で仕事というのは、以前から空のボビンに1から手作業でコイルを巻いていたのが、だいたい1桁から14マイクロHまでで、机に座って巻いていたのが、どんどん空芯コイルが生産されなくなって、とうとう180マイクロHまで自分で巻かないといけなくなりました。
宇部店の2階とつながっている階段の上から無酸素銅の線をピンと張って下から巻いて上がろうと思ったら・・
180マイクロだと距離が足らなくて、曲がった所からスタートしました。
引っ張りながらじわじわ階段を上がっていたら・・
上から岩崎さんが降りて来て、社長は何をしているんだろうか?と見られてしまいました。
階段の上まで登ったらもうフラフラで、たった1個のコイルを巻くのにこんなに苦労しないといけない時代になったんだ!と思い、もしふらついてこけても絶対に前にこけないといけない、と思いながら作業をしていました。
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