今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、トヨタのプリウスαです。
トヨタ純正の9インチナビオーディオが装着された状態で入庫となって、以前お使いだったベーシックパッケージの移設取付と、ドア防振の作業を行いました。
まずはフロントドアの内貼りを外して、外板裏のベーシック防振と、サービスホールを塞ぐ防振を行って、内貼り裏にセメントコーティングを行う、方ドア3面のフル防振の状態にしました。
リアドアは静粛性アップを主な目的として、外板裏のベーシック防振と、内貼り裏のセメントコーティングの2面防振を行っています。
更に今回はリアのハッチの内貼りを一度外して、裏側にセメントコーティングを行って、合計ドア5枚に防振施工を加えています。
ダッシュ上には以前ベーシックパッケージで購入されたJBLの508GTIのツイーターを取付けて、今でいうとATX-25と30の中間よりもやや30よりぐらいのグレードの製品です。
それとツイーターの後ろに付いているAピラーの内貼り裏にもセメントコーティングが施してあり、かなり静粛性の高いプリウスαとなっています。
純正ナビから取り出した音信号はグローブボックス下に付けたピュアコンに送って、合計8ピース構成の内容でドア低音・ダッシュのスコーカー中音・JBLツイーター高音のフロント3WAY構成で一度音を鳴らしました。
お客様はあるアーティストグループのファンで、コンサートも毎回行かれるぐらいの熱心な方で、ベーシックの3WAYかドアスピーカーを交換するフロント2WAYはお店に任せるという事で、一度3WAYで鳴らしてみて、3WAYならではの絶対的な音量感があるものの、ドアスピーカーが楕円で表面積が大きく、パワードのサブウーファーもいらないぐらいの低音が出ているのですが、ボーカル音域の一部が本当に正確かと言われると、そこはエッジに対してセンターから均等に力がかかっている訳ではないので、度々コンサートで歌声を聴いているからしたらそこは分かるだろうという事で、16・5センチの丸型スピーカーに変える事にしました。
JBLの薄型16・5センチのGX600Cのミッドに交換して、サイズを絞った上でPAレベルでの正確な音色を目指しました。
サイズを絞ったにも関わらずフロントはフル防振なのでかなり音圧が高くて、それでも低音域をイコライザーで下げてトータルのバランスを取りました。
自分も年間かなりの数のコンサートに足を運びますが、コンサートの行き来に車内の音が整っていると、行きの期待感と帰りの充実感が更に増して、とても至福の時間となるので、正確な音色のカーオーディオはとても良い出費だと自分は思っています。
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Posted at
2019/04/14 10:16:52