今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、ホンダのオデッセイです。
ホンダ純正のインターナビが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工と、セメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
ダッシュに取り付けたATX-25ツイーターは純正位置よりもやや前方で、振り角はやや座席と座席の中心に向けて、たったこれだけの差でも音質にはかなり違いが出て来ます。
博多駅前のイベントで多くの来場者の方から「ツイーターを純正位置に付けて欲しい。」という声がありましたが、振り角の問題とグリルによる拡散性の問題と、車両の鉄に近くて磁力線が曲がって音がスムーズではないという理由を説明して、納得した方に入庫して頂いています。
インターナビの車両アンプから音信号を取り出して、グローブボックス下に取り付けたピュアコンで周波数幅とインピーダンスをコントロールして、純正のドアスピーカーとATX-25に分配しています。
ブラックボックスの横に白いシールが貼ってありますが、これはRRタイプという4000円高いモデルで、4000円分高音用に高いパーツを使用しているので、高音の量は同じでも音の粒立ちが細かく、かなりの方が追加を払われてRRタイプを選ばれています。
ドアの内張は一度取り外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、鉄板の響きを抑えて音質アップと静粛性をアップさせます。
外した内張の裏は粗目を付ける下処理を行い、セメントコーティングを行いました。
青紫のコーティング剤が乾燥して茶色っぽくなったら、内張付いていた吸音フェルトを元に戻して、ドアに組み付けたら作業は完了です。
今回はリアドアにはベーシック防振のみを追加して、リアドアから進入するロードノイズを抑えました。
全ての結線・組み立てが終わって、音が鳴る様になったらインターナビの音調整を行います。
ピュアコンでの調整とフロントの2重防振で音が整っているので、バス・トレブルはセンターで、フェダーを気持ち前に振ったぐらいが最も生音に近いポイントとなりました。
音質と静粛性をバランス良くアップさせた、ベーシックのトリプルパッケージ+1アイテムのオデッセイが完成しました。
イイね!0件
TS-T730Ⅱ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/07 15:02:47 |
|
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/08/16 14:33:11 |
![]() |
ホンダ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/11/17 14:55:36 |
![]() |