今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタの86です。
オーディオレスの状態で入庫となって、以前乗られていたお車からシステムを移設して取付けました。
デッキはナカミチのCD-700KKに、グローブボックスを加工して5枚CDチェンジャーのMF-51を取付けています。
ドアは方ドア3面のフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、以前の車でお使いだったピュアディオブランドのZSP-MIDを移設して来ています。
もう13年ぐらいお使いですが、いまだに健在に動作しています。
ツイーターはイギリスのB&Wの物をワイドスタンドを製作して取付けて、こちらもミッドとセットで13年ぐらい使用されていますが、まだアッテネーターでレベルを下げて使うぐらい健常です。
86のダッシュの純正位置は中音が外側で高音が内側という、オーディオ的には変なレイアウトになっていますが、ツイーターを内側に付ける事でモノラル的な音になり、ボーカルが目の前に定位しやすいというメリットがありますが、これはあくまで耳の錯覚で、高音域はダッシュの端と端で鳴らすのが最も自然な音に近いという事で、ピュアディオではこの様な取付け方になっています。
デッキはアンプレスの物を使用しているので、リアのラゲッジ下にパワーアンプとデジタルプロセッサーを取付けて、右サイドには25センチのサブウーファーをエンクロージャーに取付けて背面に取付けています。
普通はグローブボックス下に取付けるピュアコンは、ラゲッジに取付ける事で後ろから4本のスピーカーケーブルで音を送って、ミッドとツイーターがトランクルームで繋がっているので、ミッドの逆起電力がツイーターに影響せず、元々クリアーな音が更にクリアーさを増して再生されています。
それと使用しているピュアディオブランドのスピーカーケーブルは全て370のハンダ槽に漬け込んで焼き直しがしてあります。
秘伝のタレみたいな継ぎ足し継ぎ足し18年間使ってきたハンダは、表に不純物をあぶり出して、それをすくって綺麗なハンダのプールに漬け込んでリフレッシュさせます。
SKYのラインケーブルはRCAプラグを付け替えて、ハンダ付けも新しくして、この部分もリフレッシュさせました。
通称SKYのラインケーブルと呼んでいますが、正式にはSKY-2で、よくカーオーディオ専門店が無印のケーブルをオリジナルケーブルと言っているのと違い、専用の配合で自社用のロットで2000メートル生産の100メーターロール20巻を一括仕入れしている専用のケーブルです。
基本的に13年前のシステムをそのまま移設してあるのですが、13年の間に唯一新しく取付けたのはデジタルプロセッサーで、輸入した物を全て1台づつチューニングを行って音のクオリティーを上げて、これまで運転席とトランクを行き来して行なっていたイコライザーとチャンネルディバイダーの調整を、運転席に座ってタブレットで行います。
以前からお使いの物をベースに、今現在のピュアディオのノウハウをつぎ込んで、クオリティーの高いフルシステムが完成しました。
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Posted at
2019/06/21 09:53:12