自分は小学生の時にアマチュア無線の今でいう4級の試験に合格しました。
ただ運が悪く自分が受けた試験は筆記式という空白に答えを書き込むタイプの試験で、数ヶ月後には初級の試験は4つうちから答えを1個選ぶ4者択一式に変わって、合格率は一気に上がりました。
それで損をしたかというと、空欄に答えを書くために必死で勉強して、その時に勉強した電気の基礎や無線工学が今の仕事に役立っています。
中学・高校時代はアマチュア無線に関する電子工作に明け暮れて、少しでも遠くに電波を飛ばしたり、少しでも遠くの電波を受信するためにインピーダンスの整合性を上げる事に全てをかけていました。
その中で短いアンテナでも遠くに電波を飛ばすために、コイルを手作業で巻いていました。
学校の勉強をせずにコイル巻きとハンダ付けばかりをしていた自分に親が見かねて、「こんなにコイルをぐるぐる巻いたり、ハンダ付けばかりして、この子は一体どうやって生活して行くつもりなのか。」と嘆いていましたが、何と59歳になってもコイル巻きとハンダ付けをしていて、そのコイル巻きもハンダ付けも遠くからその技を求めて来店されている現実から、単純な事でもやり続けて極めればそれなりの成果を出せるという事を自ら立証しています。
そんな中学・高校時代に夢中になったアマチュア無線も、22歳でカーオーディオ専門店を開業してからは時間が取れず、37年間全く交信という事をした事がありませんでした。
当然無線機も持っていなくて、コールサインの更新をしていないので、交信のしようがありませんでした。
しかし先日の千葉の台風の被害の状況を見て、電気が通らなくなったら携帯電話の中継局が止まって、電話線も切れてしまったら全く通信の手段が無いという怖い状態になるという事を知りました。
そこでいつ災害が起こっても通信が出来る様に何台かアマチュア無線の機械を買おうと思っています。
とりあえず充電池で動作するハンディータイプと、12Vで動く車載タイプの2種類を買おうと思っています。
何と今のハンディー無線機にはFMラジオが聞けるタイプがあるので、これで通信と放送受信が出来るので、災害時にはとても役に立つと思います。
自分のコールサインは37年前に切れているので、新たに申請し直さないといけないのですが、親切な無線機屋さんが代行で申請してくれるそうなので、近日中に高校時代に取った2級の免許を持って無線機屋さんに行きます。
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ドライブ | 日記
Posted at
2019/09/25 19:23:25