山陽新幹線に乗って広島駅の手前になると、在来線への乗り換えのアナウンスが流れて来ます。
その中で「呉線呉行きは○番ホームから○時○分発。呉線広行きは○番ホームから○時○分発・・」といういう内容のアナウンスが流れて来ます。
それを聞いた自分は頭の中で「呉駅は広島駅から東の方へ行くから、広駅は逆の西の方に行くんだな。」とイメージしていました。
ある日専務が「広島にお客さんの車を持って行って、代車を回収して来ないと代車が足りない!」と言い、「広駅まで行ったらお客さんが出て来られるそうなので、そこまで行って電話して欲しい。」という事なので、これまで何度も聞いた車内アナウンス出来きなれた広駅ですから、車の買い替えでフルシステムを外して、ナビは最初に付いていたが長い間使っていなくて、古い物でとりあえず付いているけど正確では無い物のために、「ナビがきちんと動かなくても広駅まで着けますか?」と専務が聞くので、「広駅って広島駅の手間でしょ。」と、勝手に思い込んで出発しました。
そしてナビなしで広島駅の手前の横川駅に着いて、「今横川駅にいますけど、ここからどういうルートで行けばいいですか?」とお客様に電話をかけたら、広駅は横川駅から1時間以上かかると言われました。
えーっ!呉線って西の方には伸びていないというイメージだったのですが・・
それもそのはず、広駅は呉駅よりもまだ東にあって、新幹線の車内アナウンスは呉線で呉駅で止まる電車と、まだ先の広駅に止まる電車の案内なのでした。
しかも広駅という名前が広島から1文字抜いているので、勝手に広島の手前と思い込み、そこから古いナビを立ち上げて、自車位置がずれても単なる地図として使用して、広駅に1時間かけて向かいました。
思い込みって怖いですね。
先日広島からお越しのお客様のレーダー探知機に付いているナビ画像が動かなくなったという事で、ちょうど広駅で止まってしまった画面を見て、「ここに行くのにすごく苦労したな。」としみじみと見つめました。
本当はきちんと確かめずに出発した自分が悪いんですけどね。
これと同じ様な話が九州道の某パーキングエリアのレストランであって、自分は食材にうるさいという自称食通のクレーマー的なお客いて、「ここの明太はどこ産のを使っているのかね?」と店員に聞いていました。
店員はわからないので裏に聞きに行って、「北海道産の明太を使っているそうです。」と答えていました。
するとそのクレーマーっぽい客は、「北海道産の明太? 自分は本物の博多の明太しか食べないから。 何で九州まで来て北海道産の明太を食べないといけないのか。」と文句を言いながらレストランを出て行きました。
その時にレストランにいた人はみんな嫌な気持ちになりました。
しかし最近テレビで、博多の明太は北海道産の明太を博多で加工しているので、明太自体は北海道産というのを放送していました。
あれは是非食通を気取ったクレーマーの人は、似非食通だという事が分かりました。
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ドライブ | 日記
Posted at
2020/01/15 20:14:54