今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタの86です。
カロッツェリアの楽ナビとセパレートスピーカー・アンプ・ウーファーを装着した状態で入庫となって、防振のやり直しとベーシックパッケージの取り付けを行いました。
楽ナビのオープニング画面にはナカミチのロゴが出る様にされているぐらい、ナカミチのブランドが好きな方の様です。
ラゲッジにはナカミチのパワーアンプとサブウーファーが取り付けてあります。
ドアはアウターバッフルに見えますが、純正グリルをくり抜いて16センチのナカミチ製のグリルを取り付けて、インナー取り付けで13センチサイズのSP-50Sを取り付けてあります。
ツイーターはナカミチ製の古いモデルをピュアディオブランドのATX-25に交換していますが、このモデルはナカミチ製品とのマッチングを考えてあるので、SP-50Sとの相性はバッチリです。
グローブボックス下にはオプション1品追加の6ピース構成のピュアコンを取り付けて、SP-50S専用の巻き数のコイルもあらかじめ用意してあるので、まるで最初から2WAYのパッケージ品の様なマッチングになります。
ドア防振の作業ではまず内貼りを取り外して、最初に貼ってあった防振材を時間をかけて取り外して、外板裏のベーシック防振とサービスホールを塞ぐ防振を行います。
外した内貼りは粗目を付ける下処理を行った後にセメントコーティングを行って、方ドア3面のフル防振の状態にしました。
全ての作業が終わって音が鳴る様になったら、楽ナビのセッティング画面を出して音調整を行います。
まずはタイムアライメントを全てゼロにして、全てのスピーカーから同じタイミングで音が発せられる様にします。
タイムアライメントで正面から音を聴くという考えもありますが、これは本来の音色と違う音を正面から聴く様になるので、ここをゼロにするのは正確な音色で音楽を聴く基本となります。
イコライザーをあれこれと調整して、スタジオと同じ様なレベル配分に調整して、ウーファーとミッドのクロスする周波数にピークが出ていたので1クリック下げたのと、ミッドスピーカーがリスナーに近かく5キロ付近にピークがあったので1クリック下げて、13バンド中2か所下げたところが最も生音に近いと思ってメモリーしました。
サウンドピュアディオは実際にボーカリストにお会いして生の声を聞いて、その音色に合わせた上で楽器の音を合わせるという手法で調整していて、そのボーカルの正確な音色には他を寄せ付けない魅力があります。
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Posted at
2020/03/01 10:40:52