昨年9月の千葉の台風の被害で通信手段が断たれた映像を見て、何か非常時の通信手段を持っておかないとと、37年前に一度やめたアマチュア無線を再開しました。
最初は福岡のマンションの部屋と車からだけだったのですが・・
今年から宇部の自宅の車庫の屋根にアンテナを立てて、宇部市でも交信出来る様にしました。
ただ山口県は福岡県に比べてアマチュア無線人口が少なくて、なかなか交信する相手が見つからないので、最初取り付けた2・5メートル長のアンテナを1ヶ月ぐらいで3・1メートル長の物に付け替えました。
長さが60センチ増えたのにプラスして、51メガ・145メガ・433メガの3波に対応していた物を、下のラジアルと呼ばれるマイナス側の部分が3本同じ長さの145メガと433メガの2波だけしか対応していない物に変えたら、メーターの振れが1か2ぐらい上がって、これまでギリギリ交信出来なかった相手と交信出来る様になりました。
ただ困ったことに、これまで全く聞こえなかった電波がギリギリ聞こえる様になって来て、更にコロナウイルスの影響であまり外出しない人が増えて、微妙に交信出来そうで出来ない電波が増えて来て、「もっとアンテナが長かったら、今交信出来ない所と交信出来るかも?」と思って、アンテナの長さを5・2メートル長に変えました。
さすがに2・1メートルも長くなるとグラスファイバーのロッドが揺れて、もし強風で倒れてはいけないと、電波を出している部分の途中にビニールロープを張って、それで強風でも揺れない様にしてあります。
ただこの方法は本当はやってはいけないやり方で、晴れの日はいいのですが、雨が降ってビニールロープが濡れて、水は電気を少し通すので電波の能率が落ちて、1ランク下のアンテナと同じ性能になってしまいます。
晴れの日に使えば別にいいと思っていたのですが、雨の日の方が外に出ないので、家の中で過ごす事が多く、かと言って短くするのも揺れるのも嫌だなと思って、そのままにしておこうと思います。
自分の家の敷地内には電柱が立っていて、トランスからノイズが出ていて、二階のベランダに車載アンテナを立てるとノイズだらけだったのと、電線などが邪魔で下関・北九州方向に電波がなかなか飛びません。
車庫の屋根でもトランスや電線の影響を受けており、敷地内に電柱がある事で電力会社から年間3000円の場所代が振り込まれていて、これならこちらが倍の6000円を払っても退けてもらいたいぐらいです。
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Posted at
2020/04/13 21:27:36