今日ご紹介する1台は、先日から宇部店でお預かりしているトヨタのライズです。
ベーシックパッケージのデーター取りが終わって、フロントの2WAYシステムの取付と、ドア防振の作業に入りました。
まずはドアの内張を外して、初めての防振作業なので響きのポイントを探りました。
こういう入り組んだ部分の高い響きは、通常の防振材ではなかなか落とせないので、ピュアディオの防振メタルが役立ちます。
高い響き、低い響き、その中間ぐらいの響きなど、響きの中心と種類を探って、どの位置に何の材質を貼るかマーキングして行きます。
リアドアの外板裏の響きも調べて、マーキングして行きます。
外板裏の防振を行っている間に外した内張の裏に粗目を付ける作業を行います。
下処理が終わってコーティング剤が剥がれない下地が出来たら、ランダムに厚い薄いを作ってセメントコーティングを行います。
今回はフロントだけでなく、リアドアにもセメントコーティングを行いました。
よくお客様から聞かれるのが「以前に比べたらセメントコーティングをされる方の割合が増えていますね。」という事で、確かに自分がブログを書いていても施工される比率は上がって来ていて、前後のドア4面にされる方も増えています。
セメントコーティングと言いながらも、普通のセメントと違って車で使うとある程度のたわみが必要で、そのために色々な成分が混じっています。
そのために乾燥する前は青白いのが、乾燥すると化学変化で茶色っぽい灰色に変わって来ます。
何度見ても不思議な光景です。
セメントコーティングを塗り終わって乾燥するまでの間は、ドアのサービスホールを塞ぐ防振を行っていました。
後のメンテナンスの事も考えて、防水シートは外さずに元に戻ています。
今回はリアドアにもサービスホールを塞ぐ防振を行っているので、前後のドア4枚が方ドア3面のフル防振となっていて、フロント2WAYのシステムでも静粛性を上げた、かなり本格的な仕様となります。
これより後の作業は後編でお届け致します。
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