今朝のブログを書き込んで、その後夕方の世間話のブログの写真を入れ込もうとパソコンの前にいたら、ラジオから作曲家の筒美京平さんが死去されたとのニュースが流れて来ました。
自分が初めて買ったレコードは尾崎紀世彦さんの『また逢う日まで』で、まだ小学生でしたが、AMラジオから流れた曲を聴いて、何度も聴きたいと思ってレコードを買いました。
それが筒美京平さんの楽曲との出会いで、次に中学生になってからは太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』のレコードを買って、何度も聴いたのを思い出します。
高校生の時は庄野真代さんの『飛んでイスタンブール』や大橋純子さんの『たそがれマイラブ』を聴いていて、知らず知らずのうちに自分の学生時代は筒美さんの作品と共に過ごしていました。
高校を卒業して初めて買った車はスバルのレオーネ4WDで、当時の1000CCから1600CCぐらいの若者が乗る様な車はAMラジオしか付いていない仕様で、自分の車は新車なのに12センチのフルレンジスピーカーが1個でAMラジオでジュディ・オングさんの『魅せられて』が流れているのを聴いていました。
それでは我慢出来ずに当時はかなり高価だったコンポーネントタイプのカーオーディオのアンプと、何故かデッキではなくてFMチューナーを取り付けて、高音質でラジオ番組を聞いていました。
それまでのモノラルのAMラジオと比べたら格段に音質が上がって、『魅せられて』も場所が良ければステレオでクリアーに聴けました。
そんな自分が学生から社会人になるまでの10代は、知らないうちに筒美京平さんが作品を聴きながら過ごして、自分が音楽に深く興味を持つきっかけになっています。
『たそがれマイラブ』は2010年を超えて、あるきっかけで何度も聴き込む様になり、40年以上を経過しても色あせる事の無い素晴らしい楽曲でした。
3000曲以上の作品を世に残された、筒美京平さんのご冥福を心よりお祈り致します。
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カーオーディオについて | 日記
Posted at
2020/10/12 22:25:35