今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ジャガーのXKです。
特徴がある外観なので外装は掲載出来ませんのでご了承下さい。
何台かのコレクションの中の一台で、デッキの調子が悪くなったので、デッキの取り付けとスピーカーの交換を行いました。
このデッキはディスプレイがエアコンの表示を兼ねているので、グローブボックス側に1DINのデッキを取り付けます。
スピーカーは純正の16センチを取り外して、JBLのクラブ602CTPの16・5センチミッドのみを取り付けています。
ツイーターは602CTPの19ミリよりもドームが大きくて周波数レンジの広いピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けています。
純正の位置に比べたらリスナーの耳から距離が取れて、直ぐ横から聴こえる高音に比べたら余裕を持って聴く事が出来て、ドームツイーターの拡散の向きもちょうど良い角度を選んでいます。
グローブボックスの下にMDF板を敷いて、4ピース構成のピュアコンを取り付けて、ジャガーXK用のマッチングを探ります。
デッキの取付加工に時間がかかるので、先に助手席に赤いレザーカバーをひいて、その上にカロッツェリアの1DINデッキを置いて音調整を行いました。
しかし同じスピーカーの組み合わせてこんなにもこもこした音になった事は無いと気になったので、MDF板を下に敷いたらいつものサウンドになったので、これで音調整を行いました。
ジャガーのグリルは低音は出るけれど中高音域はかなりひかかり、これが昭和の終わりから平成の初めだったらこの穴をギリギリの大きさのドリルで穴を広げて、それで中高音を伸ばしていたのを思い出しました。
しかし28年前にピュアコンという方式を考え付いて、ミッドの上限とツイーターの下限周波数を自由にコントロール出来る様になり、かなり時間をかけてもなかな音が良くならなかったのが、その車の条件に合わせてピッタリの組み合わせを探せる様になりました。
ピュアコンを6ピース構成に出来るご予算を頂いていたので、出過ぎる低音をSSFでコントロールしたら、5バンドのイコライザーがフラットの時が一番良い音に鳴る様に設定出来ました。
これでピュアコンが無ければ、イコライザーかマルチアンプで無理くり音の抜けを良くして、「何だか生演奏と違って、音を作っている気がする。」と言われるところを、より生演奏に近い音にセッティング出来ました。
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