今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ポルシェ911です。
複数台の輸入車をお持ちのお客様で、全てのお車がピュアディオ仕様となっていますが、こちらの911も音質をアップしたという事で、スピーカーの取り付けを行いました。
デッキは古めかしい80年代から90年代っぽいデザインですが、実は最新のスマートフォンに対応した輸入モデルで、お客様のこだわりの一品です。
ドアスピーカーは16センチに見えるグリルの中は13センチで、自分が若い時にはかなり施工したお車で、昔取った杵柄で内張を外さぬとも中の状態は分かります。
JBLの13センチのセパレートスピーカーは以前に製造が終わっていますが、こんな時のためにクラブ5000Cを買いだめしておいたので、ポルシェの純正スピーカーとピッタリのサイズで交換します。
インナーバッフルを新たに作って、車室内からピュアディオブランドのPSTケーブルを引いてきます。
ドアのツイーター位置は使わずに、ダッシュにスタンドを使って、ピュアディオブランドのATX-25を取り付けます。
グローブボックス下にMDF板を敷いて、4ピース構成のピュアコンを取り付けました。
音楽を鳴らしてあれこれとパーツの値を変えて、音を追い込んでいるのですが、どうしても気になる部分が二か所出て来て、一つはミッドの音がドアポケットで跳ね返って来る部分で、ここはピュアコンのパーツを1品加えて改善出来ました。
もう一つはリアの純正スピーカーの音が軽く、レベルを下げても軽いままで下がるだけで、下げ過ぎるとフロントの跳ねっ反えり対策とマッチングせず、リアスピーカーのインピーダンスを上げて重たく聴こえさせて、それでトータルのマッチングを取りました。
自分が20代後半から30代前半によく行っていた仕事で、実際には福岡店の柳井君が手を動かしてはいるのですが、当初は分からないと引き気味でしたが、台数をこなしている自分との組み合わせで上手く仕事は進みました。
ただ自分がピットをやっていた時に比べたらピュアコンという、自在に周波数特性とインピーダンス特性とツイーターレベルを調整出来るアイテムがあるので、短時間で当時では表現出来なかった音が表現出来る様になっています。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2020/11/28 10:26:45