最近ふと気付いた事があって、他店で購入された方の来店が増えて来て、「これって平成の初めぐらいとパターンが一緒で、何だかデジャブみたいだ!」と思っています。
あらから30年ですから、業界が30年で一周して、また元に戻って来ているのでしょう。
当時感じていたのが、多機能と高性能と高音質の情報がごっちゃになっていて、あれこれといろんな機能が入っていて、数字的に高いスペックの物が高音質と思われていて、他でこの手の話を吹き込まれるると、「すごくやり難い!」と思っていました。
色々な音を錯覚させる機能を付けるのが多機能で、数字上のスペックを上げれば表面上の数値は上がるが、実際には本当の音楽よりも大袈裟な音になり、何か変な主張をしている音になり、それで高音質と言われても「それはちょっと違うだろう?」と思ってしまいます。
特にパワードのサブウーファーは値段がこんなに安くて、ここまで低音の量が出る!みたいな商品が多く、低音の量はでていても、それは明らかに音楽の低音とは違い、自分なら絶対に車に付けません・・というか、一度今売れている商品だからと車に付けられて、どうしても嫌なのでその日に外しました。
低音が変なだけでなく、純正オーディオのスピーカー出力に並列に入力のコードを繋いだだけで繋いだチャンネルの中高音がくすんで聴こえて、「こんな物いらない!」と直ぐに外しました。
景気が悪くなると低価格指向になって、安いのに高出力とか、安いのにスイッチの数が多いとか、そんな商品が売れるけれどもエンドユーザーは満足出来ないという風になり、そのうち「後付けオーディオは付けない方がいい。」になってしまいます。
30年が1クールとして、自分は2クール目になっているので、ほんとデジャブを見ている様です。
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カーオーディオについて | 日記
Posted at
2021/04/24 19:14:04