今日ご紹介する1台は、一昨日の福岡店の完成車から、スズキのジムニーシエラです。
白いジムニーシエラが完成したと同時に入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ドアのベーシック防振の施工と、リアのベーシック防振の施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
2DINスペースにはカロッツェリアの楽ナビにそっくりですが、これはディスプレイオーディオで、このユニットをベースに純正ドアスピーカーをそのままに音質アップを図ります。
長年キックパネルに10センチスピーカーで低音が出なかったジムニー系も、今回からドアの12センチスピーカーとなって、これまで再生出来なかった低音が出せる様になりました。
ドアの内張と防水シートを一度外して、残響が残る外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせて、純正スピーカーに重なる残響を防いで音質アップを図り、更に外からのロードノイズも軽減させます。
響きの中心と周波数を調べてピンポイントで防振しているので、ドアが重たくならない割に高い効果が得られて、オーディオの音もブチルゴムの振動が混じらずに小気味良い音になります。
今回のシエラはマフラー交換がしてあって、お客様からリアのハッチからのマフラー音の進入が気になるという事で、一度中に乗ってアイドリングでやや回転数を上げたら、明らかにフロアーよりもハッチからノイズが進入している分かり、内張を剥がして防振マットと防振メタルを貼り付ける事にしました。
ここにはスピーカーが付いていないので音の響きは考えず、ノイズレベルを落とす事に注視して、ハッチ以外のマフラーのノイズが入る部分を含めて20枚の防振材を使ってノイズレベルを下げました。
オーディオ聴くための下地が出来たら、次はダッシュの上にピュアディオブランドのATX-30Jのツイーターをダッシュ上に取り付けて、ドアの純正スピーカーと合わせてフロント2WAYのスピーカーになりました。
オープニング画面は楽ナビそっくりでしたが、再生画面は少し違っていて、内蔵アンプの特性も微妙に違っていたので、ディスプレイオーディオ専用でピュアコンの値を探ってみました。
イコライザー画面は13バンドで楽ナビと全く同じですが、ディスプレイオーディオ専用のチューンで、1カ所1クリック動かしたところで音調整を終了しました。
お客様には音質と騒音レベルの減少の両方で満足して頂きました。
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