不定期シリーズの『お客様の質問にお答えして』も遂に第8話となりました。
今回はこのブログを読まれてのご質問で、「井川ブログの中で出て来る専務と妻という人は同一時人物ではありませんか?」という問いをよく頂きます。
はい、同じ人物です。
わざわざ使い分けているのは、文章の中で専務と書いた方が内容に合っている時と、妻と書いた方が内容に合う時で使い分けています。
他には『サウンドピュアディオの海原雄山』と呼んでいる人も同一人物で、漫画美味しんぼで陶芸家で美食家の海原雄山は自らは調理しないのに、人の料理にはああが悪いこうが悪いとケチを付け・・という表現がされてあるので、たまに「そんなに言うのならあなたもイコライザーの調整をしたらどうですか?」と言った事がありますが、自らはイコライザー調整はしないので、サウンドピュアディオの海原雄山と呼んでいます。
ただ最近サウンドピュアディオの海原雄山もあまり人のセッティングにケチを付けなくなって来て、その理由はコンデンサのハンダ付けの時の過去の2本の放熱クリップから8本になり、現在は10本でイカクリップと呼ぶ手法を取り出してからです。
以前はJU60用のピュアコンもベーシックパッケージ用も、ブラックボックスの中のコンデンサの表示は横にテプラーで2桁で表記していて、途中で細かい音の表現のためと、左右の音をピッタリ合わせるために3桁表記としました。
ただ近年最初からナビオーディオが装着されていて、それを交換出来ない車種が増えて来て、これまでだとデッキやナビを高性能な物に変えるという手段があったのが、そういう車で良い音を表現しようと思うと今までと手法を変えないといけなくなり、コストがかかっても高度な測定と、時間をかけたコンデンサの選別で4桁表記で左右をピッタリ合わせるという手法を取る様になりました。
しかし4桁に合わせる測定をしていると、これまでの2本クリップだと中のフィルムが影響されて、4桁目が上下する事が分かって、8本クリップの通称タコクリップから、更に2本増やした10本のイカクリップで内部に熱が伝わらない努力をしました。
更に素早いハンダ付けで極力熱の影響を受けない様にしたら、左右のペアリングの精度が上がっただけでなく、熱が中に伝わるとやや音が荒くなる傾向にあったのが、それが無くなってとても滑らかな音になりました。
その荒さはイコライザーをいくら動かしても根本的に変わらず、現在の手法で音が滑らかになったので、サウンドピュアディオの海原雄山こと専務も以前の様に何度もイコライジングをやり直させるという事が無くなったのです。
現在はベーシックパッケージ用のピュアコンでも普通は3桁表記で、一部の車種では4桁表記のブラックボックスもあり、コンデンサのクリップはJU60と同じ10クリップで製作しているので、入門者用のパッケージと言いながらも、工程にはかなり手がかかっています。
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