今日はある車にベーシックパッケージを取り付けて、どうも音がスッキリしないので、普通は使わない値のピュアコンを何個も作って対応していました。
でもどうしてもいつもの音にならないので、他店で取り付けられていた大量のブチルゴムを剥がしました。
本当はお客様から事前にブチルゴムを剥がしていいという許可は頂いていたのですが、1度ベーシックパッケージとブチルゴムを組み合わせたらどうなるか実験して、その後で剥がす事にしました。
最初に聴いた音を忘れないうちにブチルゴムを剥がした音を聴きたかったので、右側のドアの作業を自分が手伝って、左は柳井君が剥がしていました。
写真は右の方ドアの量なので、実際は2人でこの倍の量を剥がしました。
剥がしたら低音域も中音域もスッキリで、無理してツイーターのレンジを広げて、レベルを上げての必要もなくて、本来の音楽の音がしました。
そこでなぜ他のカーオーディオ専門店はここまでブチルゴムを使うのだろうかと自分なりに考えたら、カーオーディオ専門店はタイムアライメントを使うのが当たり前になっていて、その余韻の無い音に余韻を持たせるためにブチルゴムを大量に使っているのでは?という想像にたどり着きました。
確かにタイムアライメントがカーオーディオの業界に入って来たのが1990年代の終わりごろで、ブチルゴムが大量に使われる様になったのは2000年代の初めなので、何となく計算が合う様な気がします。
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Posted at
2021/10/29 19:38:44