新シリーズになってから第13話となったお客様の質問にお答えするも、12話から1か月以上間が空いてしまいました。
今日は昨年ぐらいからお問い合わせが多くて、「今のところは何とも言えません。」とか、「今現在は加工をお受け出来ません。」とお答えし続けていて、他のカーオーディオ専門店で出来るのに、何故サウンドピュアディオではやれば出来るのにやらないのだろうか?という件についてお応えいたします。
それは現行のアルファード・ヴェルファイアのディスプレイオーディオを取り外して、社外ナビを取り付ける作業で、昨年からディスプレイオーディオに延長コードを取り付けて、どこか見えない所に置いて通電させておいて、インパネにはアルパインのビッグXなどを納めるという作業で、見積りの依頼を頂いても「今のところやる予定はありません。」とお断りしていました。
ただ最近ディスプレイオーディオを外して通電しなくても社外ナビが取り付けられるというキットが発売されて来て、昨年からの物に比べると大幅に安い値段で取付出来るという話が出て来て、「このぐらいの価格なら当店で加工してもいい。」という仕組みが出来て来ました。
以前の物はあまりにお客様の負担が多くて、こういう物が発売されるまで様子見という事で、他店にお客様を取られても、これはお客様にメリットと費用が釣り合わないという事で販売を避けて来ていました。
この手の商品はメーカーの下請けの関連工場から徐々に情報が漏れて来て、最終的に出来ない事もありますが、後から安価な物も発売される可能性もあるので、初物に飛びついて同じ成果なのにあきらかに割高の物を販売して、これまで何度もお客様から苦言を頂いたので、今回は様子を見るという事で施工は避けて来ていて、自分が思ったよりも早くキットが出て来たので驚いていますが、そのキットの評判を聞いてからお客様に販売を開始いたします。
もう一つお客様から問い合わせがあっても販売していないのが、国産の樹脂のケースの安いパワードのサブウーファーです。
こちらは日々のブログの中で何度か「ポコポコ箱鳴りして、その倍音成分が中音域までかぶって来て、実際の低音とは違う低音が増えるだけでメリットが無い。」と書き込んでいました。
しかしここに来てケースのポコポコ以外にもデメリットがある事が目立って来て、それはウーファーを鳴らすのにスピーカー出力から音を割り出して入力すると、ウーファーの中のハイローコンバーターが粗末なために、内蔵アンプの音を濁らせてしまうというデメリットです。
この濁りは機種によって多い少ないの差はありますが、最近一度量販店で取付をされて、その時に付けられていたウーファーをそのまま鳴らしていると、どうもウーファーの質以外で音が悪くなっていて、お客様から「代車の音よりも明らかに自分の車の方が音が悪い。」と言われたので、試しにパワードのウーファーのスピーカー入力のカプラーを抜いてみたら・・
あれっ?いきなり音がすーっと透明感が増しました。
結局パワードのウーファーを外して、ドアの防振面を増やして音圧を上げて、そんなに極端な量は出ないけれども、自然な本来の音楽に近い低音になったという事がありました。
当社でも取付スペースの関係でパワードのサブウーファーを取り付ける事がありますが、アルミダイキャストで丈夫なケースを使っている物で、内蔵のハイローコンバーターがしっかりしているか、外部のハイローコンバーターを付けるなどして、ウーファーが他の中高音のバランスを大幅に崩すという事が起こらない様にしています。
今回の13話は同じ内容でもお金がかからない時期まで待つというのと、安くて低音の量が稼げても音楽性が失われるとデメリットの方が大きいと、どちらも金額に関するお話でしたが、お金をかけないかかけるかの相反する話の様ですが、お客様から頂くお金を無駄の無い様に大切に使わせて頂くという意味では、共通した話題だと思っています。
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Posted at
2021/11/18 10:31:55