今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、トヨタの新型アクアです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオのお車に、ベーシックパッケージの取り付けデーターを出した後に、フルシステムの取付を行いました。
助手席のダッシュの純正デッキの位置を加工して、ナカミチのCD-700Mを取り付けて、グローブボックスも加工してナカミチのMFー51のCDチェンジャーを取り付けて、1DIN2段のスペースを作っています。
お客様のご希望ですが、まさか新型アクアで1DINが2台付くとは思いませんでした。
フロントドアはベーシック防振とセメントコーティングに加えて、樹脂のインナーパネルの表にブチルゴムを含まない金属シートを貼り付けて、樹脂の震えを抑えました。
ブチルゴムを含まない材質を使う所が肝で、鈍い響きのある場所に鈍い響きが出る物を貼るとどうなるか、このブログを長期に渡って読まれている方だとお分かり頂けると思います。
そして方ドア3層のフル防振が出来たら、表にアウタースラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けます。
このユニットは2台前のお車から、15年以上に渡ってお使いの物ですが、今でも問題無く鳴っていて、無理な鳴らし方をせずに大事に扱ってこられているので、今が最もコンディションが良いと言ってもいい状態です。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けていて、これは1台前のお車から使われています。
スタンドは出来てしまえば簡単そうに見えますが、実はダッシュをマスキングして、かなり時間をかけて仰角と振り角を決めて形成しています。
リアのラゲッジ下はアンプボードを製作して、床にエンクロージャーを埋め込んでピュアディオブランドの25センチウーファーを取り付けて、その横にはナカミチのパワーアンプとピュアディオチューンのチャンネルディバイダーが取り付けてあります。
ウーファーの上に頑丈なグリルを付ければ、荷物を積んでも問題無いラゲッジになります。
今回使用したピュアディオチューンの製品はオーディオテクニカのハイローコンバーターをチューニングした物でディスプレイオーディオのスピーカー出力をRCA化して、CD-700Mの外部入力に入れて、CD-700Mの出力をラゲッジに送ってそこでチャンネルディバイダーでフロント用の中高音と、ウーファー用の低音に分離してパワーアンプに送って増幅しています。
ハイローコンバーターの入力ゲインとディスプレイオーディオのボリュームを動かしてCD-700MのCD再生レベルに合わせて、ボリューム45でCDとディスプレイオーディオのレベルが合いました。
フロントの中音と高音はグローブボックス下のピュアコンで分離して、何度も値を変えて最も生音・生声に近い組み合わせにたどり着きました。
スピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級品のPMBを使用していて、以前に乗られていたお車からのシステムは全て移設して取り付ける事が出来ました。
繊細なクラッシック音楽を正確に再生出来る、フルシステムの取付が完成しました。
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Posted at
2022/03/20 10:11:04