今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタの220系のクラウンです。
上下2画面のマルチビジョン付のお車に、JU60を使ったプレミアムベーシックパッケージの取付と、ドアのベーシック防振の施工を行いました。
一週間前にワイドスタンドの型取りを行っていて、車を一度お返している間に削りと植毛塗装で仕上げて、2度目のお預かりで取付とドア防振を行いました。
ダッシュの上は純正スコーカーで中高音が鳴っているところを、ピュアコンを通して中音と高音を独立させました。
ドアスピーカーは車輛アンプで中高音をカットした低音のみが送られていて、これでフロントは2アンプの3WAYのシステムになりました。
ドアの中には工場装着の小さな防振材が貼ってあって、その周りにピュアディオの共振点の違う防振材を貼り合わせて、ドア鉄板全体の響きをスムーズに抑えました。
ここでスムーズと書いたのは、必要以上に防振材を貼りまくると、音が詰まったり、同じ共振点の材料が多くなると特定の響きが出来たりとデメリットがあるので、あえて共振点の違う材質を適量貼る事でスムーズな響きにしています。
トランク内の右横には純正のアンプとチューナーがありますが、ここに手を入れてセンタースピーカーのレベルとインピーダンスを制御して、左右の6スピーカーの邪魔をしないモノラル成分を作ります。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックス4個とパーツ6個を取り付けて、合計10ピース構成でフロント3WAYの音域分けを行っています。
洋楽や古典演奏などあれこれとCDを変えて音調整を行って、最後にDEENさんのポップインシティを入れたら・・
間違って付録のブルーレイディスクを入れたのにこのクラウンは再生しました。
ディスプレイオーディオ車が増えてCDもDVDも再生出来ない車が増えている中、ブルーレイが再生出来るとはさすがです。
最後に3トーンを動かして調整しようとすると、何度画面をタッチしてもトーンが動かず、よく見たら上のディスプレイを押していたので反応せず、下のディスプレイをタッチして動かすのでした。
ちなみにダッシュの上にあるレーダーの警察のトランシーバーを聞く機能が働いて、ダッシュの上から隣の警察署の人の声が聞こえて、「このCDはこんなトランシーバーの音は入っていなかった様な?」と思ったらここからでした。
お客様は以前のお車でサブウーファーが付いていたので、ドアスピーカーでサブウーファー並みの低音が出るか心配されていましたが、10ピースのピュアコンでかなり念密な盛業を行って、ドアのウーファーを妨げないセッティングを行って、結構な音圧を体感出来るシステムに仕上がっています。
タイヤはレグノが装着されているので、高い音のロードノイズがかなり抑えてあって、JU60ツイーターの良い所を損なわない素晴らしい1台に仕上がっています。
追伸
本当は福岡に1泊してクラウンのお客様の感想をお聞きしたかったのですが、宇部店には次のまだ施工した前例が無い車が入庫しているので、クラウンの仕上がりと同時に福岡店を後にしました。
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Posted at
2022/03/26 10:58:16