宇部店の店頭は22年間置かれていたB&Wのオリジナルノーチラスのスピーカーが撤去されて、先月からJBLのエベレストが店内BGM用として置いてあります。
それと同時期にゴッホの『夜のプロヴァンスの田舎道』のデジタルコピーの絵を展示して、お店のイメージチェンジを図っています。
このデジタルコピーは色合いだけでなく、油絵の凹凸を正確にコピーしているゴッホ財団の認定品のコピー品です。
値段はそれなりにしましたが、エベレストとセットで宇部店に新しい雰囲気を出しています。
ただ見た目は新しくなってもパワーアンプが22年間同じで、しかもオリジナルノーチラスはマルチアンプ駆動で、パワーの少ないアンプ4台で鳴らしていたので、エベレストでアンプの台数を減らして鳴らすと今一つでした。
そこで店頭様に新しいアンプとCDプレイヤーを用意して、マークレビンソン社の合わせて300万円以上する物を置いています。
これでJBLのエベレストの本来の性能で鳴らす事が出来ます。
そういえばエベレストは以前JBLが60周年の時にカー用の60周年モデルのスピーカーを販売すのに、それと同じ素材を使っているエベレストを店頭に並べてイメージを高めようと話が出て、それで全国のカーオーディオ専門店に斡旋したのですが、確かうち一軒しか買わなかった様です。
エベレストを見せた上で「これと同じ素材で560GTIは作られています。」と説明してかなりのセールスにつながって、後に専用ロットで60周年モデルのツイーターのみを生産した『JU60』を販売で来たのも、誰も買わなかったエベレストを唯一購入したという実績からでした。
マークレビンソンのアンプは自分が裏で半田付けしている部屋のBGM用として使っていて、東京の有名オーディオ店をくまなく廻って試聴して、プロ用のアンプの音色に最も近く、他の市販のアンプでは音に妙な色が付いているので、高くてもこれ以外に選択肢がありませんでした。
ただし同じマークレビンソンを名乗りながらも、レクサス車のマークレビン仕様の音は好きではないので、LSは標準仕様のオーディオを選んでいます。
本当はプロ用のアンプを置きたいのですが、プロ用は普通は販売してもらえなくて、ミキサーを繋いだ状態でコーディネーターのセッティング費用込みとなるので、それは諦めて市販の物でプロ的な音を探して歩いて、今のアンプを選んで毎日聴いていて、その音が今度は店頭で毎日流れる様になりました。
本物のサウンドを表現するには日ごろから厳選された音を聴いておくというのが、プロの仕事のし方です。
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Posted at
2022/04/12 10:33:34