今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのヴォクシーです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車で、グローブボックスにCD・DVDプレイヤーが装着されているお車に、ベーシックパッケージの取付というか、初めての作業なので時間をかけて開発を行っています。
今回の開発はこれまでに無かった時間をかけて旧タイプとの差異を埋めていて、まずはドアスピーカーの位置が変わっている部分で苦労をしました。
ドアスピーカーのグリルの上に小物入れとドリンクホルダーがあって、ドアからは中音域が聴こえず低音のみとなっています。
ダッシュのスピーカーはプリウスなどのスコーカーサイズに見えますが・・
実はコアキシャル2WAYで、ATXー25ツイーターを合わせると同じ音域が重なるために純正ツイーターを鳴らなくしました。
ただコアキシャルの裏に付いているコンデンサが安い物で、ツイーター用の小さい方はカットして鳴らなくしても、スコーカー側が容量がツイーターに対して20倍なのに大きさは倍ぐらいで、これでは良い音が出る訳はないと交換しました。
このサイズを2個使用して、スコーカーのカサカサした中音は一気に滑らかになりました。
それまでは3トーンの上2つをいくら動かしてもうるさくなるばかりで、とてもこれでベーシックパッケージとは言えない音質だったのが、スコーカーのコンデンサを大型で上質な物に交換で問題は解決出来ました。
これでやっとスタートラインに立って、ここからピュアコンの値合わせと、ドアの中の防振のデーター取りに入ります。
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Posted at
2022/08/22 16:29:39