今日ご紹介する1台は、昨日のブログの続きから、日産のキックスeパワーです。
前後のドアのベーシック防震が終わって、フロントのドアにはサービスホールを塞ぐ防震も行いました。
音色を良くするためにブチルゴムを一切含まない金属のみのシートで、強度を増すために重なる部分を作って貼っています。
そのため切り口が多くなるので、その全てをシリコンで塞いで、先々剥がれが起こらない様にあらかじめ対策がしてあります。
純正の16センチスピーカーは取り外して、車室内からピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプを引いて来て、インナーバッフルを製作しました。
金属シートで奥までレインガードを作って、スピーカーの裏が濡れない様にして、長寿命になる様に工夫しています。
またホール防震の後に防水シートは元に戻していて、普通はここまでしないのですが、念には念を入れています。
16・5センチのインナーバッフルにはJBLのクラブ6500Cのミッドバスを取り付けて・・
セメントコーティングが終わった内張を組み付ければフロントドアの作業は完了です。
リアドアは純正の16センチスピーカーをそのまま使用して、セメントコーティングが終わった内張を組み付けて、フロント3層のリア2層の防振で音質と静粛性と断熱性をアップさせました。
今回はアンプ別体のサブウーファーを取り付けるので、助手席のシート下にJBLのモノラルのパワーアンプを取り付けて、バッテリーから直電を取って、スピーカーケーブルをラゲッジまで引いて行きます。
モノラルアンプは右の音と左の音をミックスして出力を上げて口径の大きなウーファーを駆動して、
心臓マッサージの時に右手と左手を合わせて押す様な感じで、重たいウーファーを勢いを付けて快適に鳴らすという表現が適切でしょうか? そんな感じで鳴らしてくれます。
このモノラルアンプはレベルコントロールが付いていて、このダイヤルで自由にウーファーレベルがコントロール出来ます。
他にフロント周りの作業ではAピラーを一度取り外して、純正のツイーターを鳴らなくして、その根元まで高音専用のPSTケーブルを引いて来ています。
ダッシュの上に柔らかいマットが敷いてあって、ここで吸音をするので、それに合わせたセッティングが必要となります。
今日の所はここまでで、これより先の作業は後日『その3』でお届け致します。
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Posted at
2023/01/12 10:28:51