今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのノアです。
既にフルシステムが取り付けてあるお車に追加の作業でお預かりして、ドアには片側3層のフル防振の後にアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを以前のお車から移設して取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、B&Wの限定品のブルードームのツイーターが付いています。
ツイーターは前の前のお車からの移設で、以前はB&W製のミッドをお使いでしたが、それが傷んで来たのでZSPに交換されています。
元々ZSPのミッドはB&W製のミッドがツイーターよりも先に劣化して来て、それのスペアのユニットが無いためにオリジナルで製作したという経緯があり、途中からZSPが独自のユニットとして一人歩き出来る様になりました。
ラゲッジの右にはZSPのシルバーコーンの限定の25センチウーファーが付いていて、左側にはパワーアンプとデジタルプロセッサーが埋まっています。
バッテリーはボッシュ製に変えてあり、これまで何度もディーラーやディラー系の整備工場に入れて良好のステッカーが貼ってあります。
今回の改善点は2か所で、これまで使っておられたカロッツェリアのナビを取り外して、アルパインのディスプレイオーディオに付け替えています。
画面が大きくなって、スマートフォンからの音をディスプレイオーディオでデジタル化して、下段のナカミチのCD-700KKのDAコンバーターに入力して、2DINスペースを使って考えられる最高の音質で再生させる様に改善しました。
もう一つラゲッジに取り付けているピュアコンをAAAモデルに交換して、音調整をやり直します。
ZSP-MID用のコイルだけで棚にこれだけの種類があり、自分が運転席で音を聴いて、井川家長男が取りに行って付け替えてを繰り返して、音を追い込んで行きます。
青の楕円の中はZSP-MID用だけで、別にこれと同じぐらいの数のLTD15用も存在していて、本当に良い音を表現するには事前の準備がかなり必要となります。
コイルの番号がある程度煮詰まって来たらデジタルプロセッサーの調整に入り、タブレットでイコライザーとチャンネルディバイダーの調整をしながら最終的なコイルの値を決めます。
ダッシュの上には微細な響きを抑える様に防振メタルの植毛塗装の物が貼ってありますが、システムが上がってセッティングを詰めて行ったからこそのここの部分の効果が実感出来ました。
真に生音・生声に近いと言える、究極のシステムに仕上がりました。
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Posted at
2023/03/08 11:10:18