今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、ホンダのNボックスカスタムです。
ホンダ純正の大画面ナビを装着した状態で入庫となって・・
方ドア3層のフル防振の施工の後にアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを装着していました。
今回はツイーターをJU60のブラックに交換して、同時にグローブボックス下のピュアコンの交換を行いました。
純正ナビは中身がパナソニック製で、エフェクト機能は全てオフにしてイコライザー調整のみを行いました。
フラットでピュアコンの値を調整して、最後に高音と低音の一部を1クリック下げて、音を聴感上のフラットに合わせました。
JU60のブラックは大変人気で順風満帆の様ですが、実はロシアのウクライナ侵攻による世界的な材料不足により、精度の高いパーツや材質が入手が難しくなって来ているので、そろそろ潤沢とは言えなくなって来ています。
JU60のブラックで使用する大型のコンデンサもこの辺りはバッサリ無くなって・・
次の値もこの様に1・012以外はペアリング出来なくなっています。
パーツの検査をしている社員は20代前半で、同時多発テロも中東戦争も知らない世代で、世界情勢が悪くなると精度の高い材料が無くなるというのを体験していないので、「これからどうなるんだろう?」と、かなり不安気味でしたが、運良く撮影後に数か月前に注文してパーツがやっと入荷しました。
ただ海外製の純度の高い銀入りハンダは相変わらず入手が困難で、こぼれたり端を捨てない様に集めて、炉に入れて焼き直して使う様にしています。
中東戦争の時も、同時多発テロへの反撃の時も、さすがにハンダの切れ端やこぼれたのを集めて再生するという事は無かったのですが、1年以上こんな状態が続くと、過去には無かった手法で仕事をしないと行けなくて、前はどんどん輸入してどんどん使うという時期が長かったので、平和な時期は何も心配が無かったので、また平和な世界に戻って欲しいと思いながら仕事をしています。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2023/03/17 10:43:36