昨日は山口市緑町にある、FM山口の旧第一スタジオで、現在のFMYサウンドピュアディオスタジオへ番組の収録に行って来ました。
この緑町は自分にとって音造りの原点と言える場所で、中学・高校とアマチュア無線の実験に明け暮れていた時に、たまたまNHK山口放送局で技術担当をされている方と144メガヘルツで何回か交信した事があって、それが縁で今の社屋の道の反対側にあった小さい時の社屋に2回ほど行った事があり、スタジオのモニタースピーカーの素晴らしい音を聴いた事があります。
そのNHK山口に湯田温泉川から行くと、その手前を左に曲がるとFM山口の本社があり、自分が25歳から26歳の時に1年ほど音楽番組を作るために通っていました。
その旧第一スタジオで、現FMYサウンドピュアディオスタジオは、今は小型のスピーカーになっていますが、開局当時はこの4倍の大きさのスピーカーが備わっていて、途中で1度スピーカーが入れ替わっているはずなので、今で3代目ではないかと思われます。
実は途中で15年以上はこのスタジオを訪れていなくて、2000年を越えて少ししてから、DJとしてではなくてスポンサーとして何回か生放送や収録で訪れる事になりました。
そのFM山口の第一スタジオをサウンドピュアディオスタジオと命名しようと思ったのは昨年の10月のカーオーディオ専門店をオープンさせてから40周年の時で、当初は10月に40周年を記念した特別番組を放送しようかという案もあったのですが、たまたまこの時期がコロナが終息しかけていて、これまで行われていなかった音楽イベントが一気に行われて、自社がスポンサーであったりお世話になっているアーティストさんの行事が目白押しで、とてもこの時期に40周年の記念行事は行えないと、少し遅れてから記念行事を行う事になりました。
もう年は超えてしまいましたが、2023年の1月1日にFM山口第一スタジオを『FMYサウンドピュアディオ』と命名する権利を得て、平日の朝はデイ・カラーズという番組が放送されています。
このデイ・カラーズとサウンドピュアディオスタジオとのコラボステッカーは、番組に応募されたリスナーの方に1日1枚プレゼントというかなりレアなアイテムですが、ピュアディオのユーザー様に希望者があればほんの少数ですが、お一人様1枚をプレゼントさせて頂きます。
そんなFMYサウンドピュアディオスタジオから放送されるデイ・カラーズに多くのアーティストさんから開設のお祝いメッセージを頂いて、そのなかから4アーティスト選んで再放送して、そこに自分と以前カーオーディオトーキングという番組でご一緒していた大和良子さんでコメントを入れて、2週間に渡る特別番組を放送しようという話になって、開設から4カ月でピュアディオ開業から半年も過ぎてしまいましたが、開業40周年の番組的なものを放送する事となりました。
昨日は1回で4月22日と29日の放送を、ほぼ一発取りで行って、これまでかなりの回数の番組をご一緒させて頂いている大和さんとのコンビなので、あっという間に収録は終了しました。
2回放送の1回につきアーティストさん2名のコメントと楽曲が流れて、その後にアーティストさんとのエピソードを話して、最後に1名コメントを頂いた方の楽曲と自分とその方についての話で25分が終わるという流れで、2週でコメントが4名様と楽曲が6名様流れるという構成になっています。
その中で2001年にサウンドピュアディオとなる前の19年間オーディオボックスという名前で営業していた事と、FM山口が開局して最初の1年間このスタジオで音楽番組を構成して自分でDJをしていた過去の話もして、現在のサウンドピュアディオのスタジオ的なアーティストも納得する音造りの原点のFM山口第一スタジオとの繋がりという、まさに半年遅れてしまいましたが、40周年にふさわしい番組となっています。
放送の中の小話としては、あらかじめ局の方でこの方はこの楽曲が良いのではないかという選曲が、アルバムやコンサートのPRで使われている楽曲が用意してあったのですが、上妻宏光さんが古典演奏でなくてアップテンポのロック調の『ビームス』でお願いしました。
またDEENさんは最新のベストアルバムが3月に発売されていて、この中にも音調整で使っている『プラスティック・ラブ』が収録されていたのでそれを使用して、なぜその楽曲を音調整で使っているのかという秘密もそこで明かされます。
そんなサウンドピュアディオ開業40周年的な番組『サウンドピュアディオプレゼンツ アーティストメッセージプログラム PURE』の放送は
1回目 4月22日 土曜日 12時30分から12時55分まで
2回目 4月29日 土曜日(祝日) 12時30分から12時55分まで
となっております。
地上波で聞ける方や、ラジコ等の方法で聞ける方がありましたら、是非お聞き下さい。
追伸
帰りにアウディeトロンの中でFM山口の放送を聞きながら帰りましたが、1986年は帰りの道中の車内の音がスタジオの音と差があって、かなりストレスを感じていたのが、2023年ではプレミアムベーシックなのにスタジオ的な音が良く再現出来ていて、技術の進化を感じました。
もちろん1986年はまだピュアコン発売の8年前で、当時はナカミチの製品を使えばスタジオに近い音が鳴っていましたが、そのナカミチ製品も今は入手出来ず、ピュアコンを作った1990年の全半は、「将来的に電気自動車の時代が来たら、今の様に電気を食うアンプを付けて音質アップとか出来ないから、将来を見据えて消費電力が変わらずに良い音が出せるピュアコン方式を!」と言っていたのが、今は電気自動車に乗っていたという、スタジオからの帰り道にも時代の変化とそれに対応して来た当社の歴史を感じました。
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Posted at
2023/04/15 10:58:05