今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、BMWの3シリーズのツーリングです。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
3シリーズはドアの上部に実質9センチ口径のスピーカーが付いていて、シート下に薄型ウーファーの2WAY構成になっていますが、床下ウーファーはそのままにドアスピーカーを交換して、ダッシュにピュアディオブランドのATX-30を取り付けて3WAY化します。
年式グレードによってパッケージの内容は細かく変わりますが、この車両ではドアスピーカーはJBLのGX302の交換もパッケージに含まれています。
センターのツイーターの配線はカットして、8・7センチスコーカーとして使用しています。
ピュアコンは合計6ピース構成で、グローブボックス下に4ピースで、純正ウーファー横にもう2ピース取り付けています。
普通はコイルの数字は隠しているのですが、今回あえて掲載しているのはBMWの320で320と記されていて、320専用だから320ではなくて、320μヘンリーのインダクタンスを持っているから320と記されていて、これは完全な偶然で、そんな事は無いだろうと何度交換して聴いても、この年式ではこの値が最も生音・生声に近くなるから不思議です。
このパネルの3シリーズツーリングは一時期自分も乗っていて、スイッチの配列など手慣れたもので、スイスイと操作して音調整を進めました。
フラットでも音楽は楽しめますが、ほんの1クリック動かす事で微細な音調整と、ピュアコンのブラックボックスの値を変えて、年式グレードに最も合ったセッティングを行います。
3シリーズツーリングは過去に日常使いで使い込んでいたからこそのきめ細かいセッティングで、「もうここが限界!」というポイントを見つけて納車の準備に入りました。
耳で聴いて音の確認を行うだけでなく、その結果はモノラルですが測定して記録に残しておきます。
実際にはモノラル測定はあくまでレベルの記録ですが、耳による音調整は右の耳で聴く左の音や、左の耳で聴く右の音を頭の中で合成してステレオイメージが出来ているので、はるかに上の感性による音調整となります。
そのイメージを作るには多くのボーカリストの方に会って生の声を聞いたり、FMラジオの放送局のスタジオの音を日常的に聴くなどの方法で、常にこれが正しい音というのをイメージ出来る様にしています。
自分が3シリーズツーリングに乗っていた時よりも、今の方がピュアコンのブラックボックスのバージョンが進化していて、当時よりも進化した音で鳴らす事が出来ました。
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Posted at
2023/05/13 10:33:23