今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ポルシェの911です。
ポルシェ純正のナビオーディオとBOSEサウンドシステムを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付とドア防振の作業と、ドアのスピーカー交換などを行っています。
まずドアの内張を外すとドア内には20センチサイズのウーファーと10センチサイズのスコーカーが入っていて、ウーファーとインナーパネルを外して防振作業に入ります。
外板裏はサイドインパクトビームと接着剤で繋がって響かない部分と、何も貼ってなくて響きが残っている部分が混在していて、響きの周波数と中心を見つけて共振点の違う材質を貼り合わせてドアが重たくならない割には効率的に振動を抑えます。
カーン!という高い響きの周波数には柔らかい材質は効き目が薄いので、共振点を違う金属を重ね合わせた防振メタルを貼って響きを抑えています。
外した内張の表はマスキングして、裏側に粗目を付ける下処理を行った後にセメントコーティングを行います。
スコーカー部分は金属シートで塞いでいるので、中音と低音を分離している部分は中低音を1つのスピーカーで鳴らす様に変えるという事です。
ポルシェは剛性も高く、アンプのチャンネル数もパワーも多いので満足されると思われる方もあると思いますが、実際には不満に思われてピュアディオで改善される方もおられます。
これまでポルシェを4台デモカーとして購入して実験して、ポルシェのSUVモデルの兄弟車も含めると、5台のポルシェ系の車を長期に渡ってチューニングして、更に実走行で日常使いしてして来た実績を評価して頂いています。
電気系の作業の方は純正のツイーターを鳴らなくして・・
BOSEのパワーアンプをバイパスしてと、まだまだ続いて行きます。
今日のところはここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。
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Posted at
2023/06/12 10:06:32