今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、フォルクスワーゲンのTロックです。
ディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージとドアスピーカーの移設取付と、ドア防振の作業を行いました。
まずはフロントドアの内張とインナーパネルとスピーカーを取り外して、工場装着の防振材で低い周波数の残響は抑えてあるものの、高い周波数の残響が残っているために防振メタルで特定の周波数の響きを抑えます。
またインナーパネルにも防振メタルを貼って、ポコポコ鳴る軽い感じを無くして、しっかりと締まった音を再生させます。
ドアの作業が終わったら次にグローブボックス内のアンプ部を前に引き出して、裏から音信号をピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプでグローブボックス下に送って行きます。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、合計6ピース構成のピュアコンを取り付けて、プラスVW車用のポップノイズ防止のパーツも取り付けています。
ドアスピーカーは純正の16センチスピーカーを取り外して、JBLのP560の13センチミッドに交換しています。
ツイーターはJBLの08GTIのツイーターで、以前の車から移設し続けられていて、もう15年以上お使いではないかと思います。
まだレベルがしっかり出ていて、良い物を選んで長い間使い続けたら、1年当りのコストを考えたらかなりお買い得な買い物だと取り付ける方として感じています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、スマートフォンとFMラジオを聴いて音を合わせるためにピュアコンのパーツの値を交換して行きます。
残ったユニットが写真の数で、メインボックスが5個目で固定で、コイルは2個目でSSFの2個目で固定で、生音・生声に近いポイントに辿り着きました。
ディスプレイオーディオにはバス・ミッド・トレブルの3トーンが付いていて、レベル的には高音がやや勝ていたので、トレブルを1クリック下げたところで音調整を終了しました。
以前に取付したTロックはディスプレイオーディオになる前だったので微妙に特性が違っていて、更に使い込んだユニット用に独自のチューニングを施しました。
純正システムでは出せない、長時間聴いても聴き疲れしないながらも、スカッとした小気味良いサウンドに仕上がりました。
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Posted at
2023/08/21 10:22:53