毎週土曜日の夜に山陽小野田市の竜王山で行っている、351MHzのデジタル簡易無線の伝搬実験は、先週で遂に100回目を迎えました。
そのそもそも351MHzのデジタル簡易無線とは、アマチュア無線と違って免許が要らず、出力が5ワットまで出せて外部アンテナも付けられるという、昭和40年代に難しい国家試験に受かってやっと10ワットの出力が出せて、免許が要らない無線は27MHzで2CHだけで出力0・5ワットで内臓のロッドアンテナだけという時代を知っている自分からしたら夢の様な無線です。
ただ日本も気候が変わって水の災害も増えているので、通信手段が絶たれた時用としては電波法を緩める必要があり、でもこんな便利な物があっても運用するネットワークが無ければ無用の長物です。
そんな災害時のネットワーク作りと、青少年の電波を通じて技術習得をする手助けをする事を目的に、2年前の9月に始めた実験は、99回目でやっと小学生・中学生・高校生の三世代の参加というのを実現しました。
そんな訳で100回目の運用は三世代の参加に大きく貢献されたヤマグチTMー310局に司会進行をお願いして、自分はクロスビーでキャリアにアンテナを付けて、最初の挨拶と終わりの参加局の読み上げを行いました。
そのクロスビーのアンテナは、いつも使うM型コネクターのオス・オスのアダプターに替えて、超短い10DFBのケーブルを作って直付けしてみたら・・
少し車体からアンテナが離れていい感じになりそうです。
車載アンテナ用のM型のメスの基台に取り付けたら・・
やはり短くて太くてもそこはケーブルで、駐車場が傾いていたのでそれにつられて傾いてしまいました。
結局いつもの金属アダプターで運用しました。
そして一緒に行っていた人から、「金属で覆ったら大丈夫では?」と言われたので、持って帰って加工してもらう事にしました。
ちなみに車載アンテナで2メーターが振るところが・・
固定アンテナのキャリア直付けでは5振っていましたから、車載アンテナで明らかに交信出来ない場所と交信出来るという事です。
毎月月末の水曜日の16時30分からは、FM山口のコージネスの中で少し喋っていますが、8月30日の水曜日は自分と中学生の無線家の方が出て話します。
実はサウンドピュアディオの他では出せない良い音の根源がこの様な実験から生み出されていて、周波数を変換したら丸々オーディオに活かされるという様な事をお話ししたいと思っています。
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Posted at
2023/08/22 09:35:12