今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、スバルのBRZです。
スバル純正のナビオーディオからカロッツェリアのディスプレイオーディオのDMH-SZ700に交換しました。
システムは純正スピーカーを活かしたベーシックパッケージで、純正のツイーターを鳴らなくして、グリルの端にピュアディオブランドのATX-30Jを取り付けています。
純正ツイーターは内寄りに付いていて、ボーカルがセンターから聴こえて来るけれど演奏の広がりが感じられず、モノラルに近い状態で鳴っていたところから、ステレオ効果が得られるセッティングに変わりました。
ドア内は外板裏の残響が残っているので、4種類の防振材を貼り合わせて、音質と静粛性を向上させています。
ドアスピーカーはリスナーの耳から近い位置に付いているので、コイルの巻き数をやや増やしてミッドの上限周波数を抑えるのと、ツイーターの下限周波数もブラックボックスの数値でやや控えめにして、聴感上でフラットに近い状態で合わせています。
フラットといっても2カ所1クリックづつイコライザーを下げて、これで最も生音に近いセッティングという所でメモリーをして・・
タイムアライメントや他の機能は全てオフにして、不自然にならない様にセッティングしています。
自分の息子も同じ年式のBRZに乗っていて、最初に同じ値からセッティングをスタートさせましたが、オーディオ本体の音のクセに合わせて、ブラックボックスとコイルの値を変えて、そのシステムで最も生音・生声に近い値に追い込んでいます。
世の中には多バンドのイコライザー付きのプロセッサーが沢山発売されていますが、実はインピーダンスをコントロール出来るのはピュアコン方式だけで、いくらレベルを細かく調整しても、周波数ごとによるインピーダンスの上下を調整する事で音色を正しく整えられるので、意外と割安で他で出来ない部分の調整が出来るので好評です。
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Posted at
2023/11/17 10:50:12