今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのCXー5です。
ドアにキズ防止シールが貼ってある、納車されて直ぐに入庫となりました。
マツダ純正のディスプレイオーディオに、ピュアディオブランドのATX-30Jを使ったベーシックパッケージの取付を行いました。
まずは運転席下にある車両アンプから音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプでグローブボックス下まで引いて行きます。
CX-5は床下が複雑な形状なのでMDF板は2枚に分けて敷いて、その上にピュアコンを取り付けて、ドアスピーカーに上限周波数を抑えたインピーダンスやや上昇させて信号を送り、ツイーターには周波数レンジ幅を決めた後にレベルとインピーダンスを調整してツイーターに送っています。
半年ぐらい前に同じ方式のCX-5でATX-30Jのツイーターを付けた例があったのですが、ダッシュにマットが貼ってあり、更にBOSE仕様なのでピュアコンの値は全く変わります。
標準仕様の手順書を見ながら以前の車両の値を入れて、後期型のディスプレイオーディオに合わせて値を細かく変えて行きます。
純正側のパネルの調整は、同じフロントグリルのCX-5でも前期型はバストレブルの2トーンだったのが・・
後期型はプレイヤーは無くなりましたがイコライザーで13バンドの調整が可能になりました。
最初は高音を1バンド1クリック上げて、低音を1バンド1クリック下げていたのが・・
高音域はそのままに低音域を4バンドクリックづつ下げて、聴感上のフラットに合わせました。
今の純正オーディオは見た目が同じでも1年違えばアンプの特性が変わっている事があるので、手順書がありながらも1台1台ワンオフのつもりで挑まないといけません。
作業時間は数時間で、入庫時に比べたら音の量だけ出ている状態から、音のクオリティーが上がって楽器の一音一音がハッキリと分かるシステムに変わりました。
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Posted at
2023/11/30 10:56:56