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イイね!
2024年03月14日

新型プリウス カーオーディオの音質アップ その1


今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタの新型プリウスです。

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フロント2WAYの純正スピーカーに、専用のディスプレイオーディオのお車にベーシックパッケージを基本にあれこれと作業を行って行きます。

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まずは純正の状態で一度音を確認してから作業にかかりました。


ドアスピーカーはこれまでと同じ16センチのオーソドックスなタイプで、カローラ系と同じ様です。

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ダッシュのスピーカーはツイーターではなくスコーカーで、中音域まで鳴らしていました。

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それにプラスしてダッシュにピュアディオブランドにATX-25ツイーターを取り付けて、ドア低音・ダッシュ中音・後付けツイーター高音の3WAY構成で鳴らす様にします。

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ただ鳴らすと同じ音域がかぶりまくりで、純正の状態でも中音域はかなり重なっていたので、ピュアコンを使って音域制限をかけて、音の交通整理をして能率を上げて行きます。

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帯域制限をかけるのに何故能率が上がるかというと、同じ音域の周波数が違う方向からぶつかり合うと音がキャンセル気味となり、薄く聴こえたり詰まって聴こえたするので、ピュアコンでの音域分けは重要になります。


平均的なピュアコンの値を入れて仮に鳴らしてみると、ちょっと中高音が足らなく聴こえたので、ミッドとトレブルを1クリックづつ上げてバランスを取りました。

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新型プリウスのスピーカーグリルは見た目の割にまあまあ音のヌケは良くて、ツイーターの周波数レンジをやや狭くして、スコーカーとミッドの上限をやや下げた値にピュアコンを替えてみると・・

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何と音のキャンセルが亡くなったからか、先ほどまで上げていたミッドとトレブルをセンターに戻しても十分に中高音が聴こえる様になりました。

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これはコイルもコンデンサも固定の大手メーカー製のネットワークでは絶対に出来ない体感で、最近のディスプレイオーディオと純正スピーカーを研究し尽くして、ピュアコンは現在のシステムに合わせた値で、2000年初頭のピュアコンに比べると同じ周波数で音をクロスさせていても、コイルとコンデンサの比率をコイルをやや大きめに設定して、インピーダンスを上げ気味で設定しているから出来る技です。


ベーシックパッツケージで一度音が決まったので、これからドアの防振作業とドアスピーカーをJBL製の物に交換して行きます。

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今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。

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Posted at 2024/03/14 09:40:12

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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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