今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、スズキのジムニーシエラの後編です。
オーディオレスの2DINスペースにアルパインのディスプレイオーディオを取り付けて、大型画面でジムニーの雰囲気は変わりました。
ドアはベーシック防振が終わって内張を元に戻して・・
ダッシュ上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、フルレンジスピーカーから2WAY化しました。
グローブボックス下にはMDF板の上にピュアコンの4ピース構成の物を取り付けて、純正の12センチスピーカーは高音域を入らない様にして中低音のみにして、インピーダンスをやや上昇させて音に重みを持たせて純正のイメージとは変えて、高音域はATX-25に任せて余裕を持って鳴らしています。
ジムには吸音マットの無い部分は鉄板が見えて、鉄はコイルに対してインダクタンスを上昇させるので、近づけると巻き数が上がったのと同じ様になり、目標の値がズレるのと、値が合っても音が濁るので、MDF板の厚みで鉄から離しています。
普通のメーカー製のネットワークは部品がケースの下に付いていて、上がアクリルで透けて見える様にしてありますが、ピュアコンはケースの上にパーツが貼り付いていて、その分MDFの厚みプラスで鉄から離れているので、ほぼ影響がない様にしてあります。
パーツの精度をいくら高く取っても、ここでズレが出ては意味が無いので、1990年代からこの手法は続けています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ディスプレイオーディオの電源を入れて、まずは音を強調する機能と時定数を変える機能は全てオフにしてから調整に入ります。
またリアスピーカーが付いていないので、普通はフェダーを全て前に振るのですが、アルパインのディスプレイオーディオはスイッチがあるので、そこをオフにして調整に入りました。
純正の12センチスピーカーは中音が強くて低音が弱く、そこをピュアコンの値とイコライザーのパターンを変えてバランスを取って、変に強調する訳ではなく、自然な音色ながら力強く聴こえるパタンを探しました。
色んな音源を使って音調整していたら、運良くFMラジオではFMYサウンドピュアディオスタジオからの生放送の時間で、勝手知ったる自社のネーミングのスタジオの音で、最も生音・生声に近いパターンに合わせました。
調整中にシフトを見たら今回もマニュアル車で、これで3台MT車のジムニーが続いています。
こだわりのあるジムニーシエラにこだわりのオーディオを加えて、特別な一台に仕上がりました。
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Posted at
2024/07/14 10:31:36