今日は最近の宇部店の日々の細かな作業をご紹介します。
まずは廃バッテリー置き場は、お客様のお車から外したバッテリーが溜まって来たので、シエンタに積んで業者に持って行きました。
一度ゼロになったのにまた週末に一台交換して・・
これから交換する予定のバッテリーが今日1個とまだ箱に入っているのが2個の合わせて3個で、灰色のバッテリーはメモリー保持用です。
他には既にシステムが装着してあるお車のドアの内張を外して・・
3台前ぐらいのお車から移設している20年ぐらい使っているケーブルのドア部分のみを交換しています。
ツイーター部分は水がかかる事が無いので、20年以上使っても傷んでいないのですが、ドアスピーカーのケーブルのみの交換を提案したら、ほぼ毎日1台は交換しているペースで作業をしています。
PMBやSKY3のケーブルは銅線が1本1本絶縁してあるので、それをハンダの炉で焼き入れをしないといけないので、毎日焼き入れを行っています。
370度に熱して、純度の低い部分を表に炙り出して、すくって純度の高い部分に漬け込みます。
すくった部分はヘラで集めて右端に持って行き、純度の高い部分が残っているのを絞り出します。
これが一滴一滴しずくが重なると、まるでオブジェの様な見た目になります。
集めて横に並べて眺めてほっこりしていますが、作業が立て込んで来るとハンダのレベルが減って来るので、炉に戻さないといけません。
先週かここから2個が炉で溶かされました。
純度の高い部分を絞った金属は、産業廃棄物となりますが、ロシアのウクライナ侵攻以前は純度の高い部分が残っていてもそのまま捨てていて、軍事用に持って行かれて純度の高いハンダの入手が難しくなってから再生する様になりました。
2001年の同時多発テロの後に純度の高いハンダが一時期無くなりましたが、1年以内には元の供給に戻ったので、今回も1年ぐらいで元に戻ると思っていたのですが、まだまだ終わりが見えず、リサイクルでハンダを大事に使わないといけない状況は続くと音っています。
鉛と錫が50対50のハンダなら今でも簡単に入手が出来ますが、当社が使っているレベルのハンダはかなり入手が難しいグレードの高い線品です。
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Posted at
2024/07/17 10:35:42