最近ネットのニュースで『小林旭さんの自動車ショー歌がNHKで放送された』という事が書いてありました。
1960年生まれの自分が中学生の時に自動車ショー歌に出てくる車は無くなっている物や、日本では販売されなくなった輸入車も多く、自動車の歌としてピンと来ない歌で、内容がこれだけ古いのだから2024年に流れてもほぼPRにはならないでしょう、と歌詞を調べてみました。
お暇な方はお付き合い下さい。
あの子を『ペット』にしたくって♩ (トヨペットのトヨを取って当時ペットと略していたから)
ニッサンするのはパッカード音符 (ニッサンは今でもメーカー名で、パッカードはアメリカ車で、自分が知った時は日本には輸入されていなかった)
骨の髄まで『シボレー』で♩ (シボレーは今も輸入されている)
後でひじてつ『クラウン』さ♩ (クラウンは昭和から令和まで販売されている長寿車)
『ジャガ』ジャガ飲むのも『フォド』フォドに♩ (メーカーのジャガーとフォード)
ここらで止めてもいい『コロナ』♩ (1990年台の終わりまで作られていたトヨタ車)
ここまで来て4分の1ですが、あまりに無理のある駄洒落で疲れて来ました。
『ビュック』リするほど『タウナス』で♩ (アメリカ車のビュイックとタウナスでビュイックはヤナセが一時期販売していて、パークアベニューを和歌山毒カレー事件の容疑者が乗っていた事で、その後販売されなくなった)
おまけに心臓が『デボネア』で♩ (三菱の高級セダンで1990年代まで販売)
おや『マーキュリー』な人だこと♩ (アメリカ車だが日本ではほぼ売れていないはず)
てなてなおだてにすぐ『ルノー』♩ (フランスのメーカーを逆さ読して業界用語風に)
『オペル』オペルはもうお止し♩ (今は日本に輸入されていないメーカー)
あんまり『コルト』じゃ身がもたぬ♩ (三菱の昭和40年代の小型セダンで後にハッチバックで車名が復活)
とここまででちょうど半分ですが、販売していない車種が多いのと、これをNHKで流してPRというよりも、ダサくて逆にイメージダウンでしょう。
半分まで書きましたが自動車ショー歌の話はここで終わりにして、同じくNHKで車名が出ているからその部分だけを『真っ赤な車』に歌い換えさせた山口百恵さんのプレイバック・パートIIは、山口百恵さんが紅白歌合戦で大トリを取られた1978年の放送では『真っ赤なポルシェ』と歌われるのが許可されたそうです。
まあこの曲はポルシェというからインパクトが強く『真っ赤な外車』や『真っ赤な車』ではピンと来ませんね。
当時はこの真っ赤なポルシェが914か924かという論争があっそうで、自分は勝手に911と思っていました。
後でその年式のポルシェ911を少し動かす事があって、これはやはり914か924でないと911は女性では乗りこなせないだろうと感じました。
その後に911のティプトロニックのお嬢さんポルシェと呼ばれた物も出ましたが、プレイバック・パートIIの時期では普通の重たいクラッチの911しかなかった様です。
以上、しょうもない話にお付き合い頂き、ありがとうございました。
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Posted at
2024/07/25 15:53:14