昨年9月に福岡県の第二民法FM局のクロスFMは、堀江貴文会長になってから、『電波を使った大実験!』をキャッチコピーにしています。
自分は土曜日の夜に周波数は違うけれど、電波を使った小実験・・いや中実験ぐらいを行っていて、ここのところ4週間続けて山陽小野田市の竜王山から351MHzのデジタル簡易無線の電波の実験を行っていました。
先週はセレナに乗って山頂駐車場に行って、屋根に90センチ嵩上げした2分の1波長3段の固定用アンテナを立てました。
これまマグネットが3個付いた基台にポールを付けていて、元は車載用アンテナをモーターで垂直から水平まで動かすための基台で、改造して60センチのポールを付けています。
この基台付きのポールはセレナに2本積んでいて、いつも使っている塩ビパイプの物は晴れの日様で、5DSFDのケーブルをリアの窓を少し開けて通して、木製の棒が付いている方は1・5Dスーパーと言って警察車両が使っている細いのに性能が良いケーブルを1・5メートル付けていて、ドアのゴムの隙間から車内に入れて、中からは5Dサイズのケーブルを使うという手法で、雨が降っても降らなくてもベストな状態で運用するために、今月から2本体制にしました。
竜王山の駐車場は傾きがあって、車の屋根も傾いているので、最初から金具を少し傾けて、貼り付ける向きを変えて垂直になる向きを探します。
こちらの向きでも垂直に見えるので大丈夫でしょう。
先週の運用は2分の1波長の簡易アンテナと、90センチ嵩上げした2分の1波長3段の固定用アンテナに加えて・・
ダッシュボードの上にハンディー機を付属アンテナを付けて置いて、外部アンテナ2本を2台のハンディー機に付けて、合計3つの条件の電解強度を見比べました。
ダッシュの上の機器は4分の1波長の20センチのアンテナをコイルで短縮して10センチにした物で、それでも岩国市の銭壺山からの電波はメーターが6振っていました。
外部アンテナ2本はどちらもメーターが振り切って、この日の最高到達点は西側は長崎県の雲仙市まで飛んで、平地では光市の光井を走行している車両との交信が成立しました。
車を止める場所が違うと西と東に有利な方が微妙に変わってくるので、アラウンドビューで見て、一番海から遠い駐車位置に前後・左右に10センチ程度の誤差で同じ位置に止める様にしています。
この実験の今回の参加者は20人で、残念ながら小・中・高の学生の参加者が無しで、元々未来の優れた技術者を育てるという目標から少しズレて来ています。
自分が学生の頃に比べたら無線の実験をする若者が極端に減っているので、波長やインピーダンスがピッタリ合うという体感が分かる人が減って来るので、どうしたものかと頭を抱えているところです。
ただ自分の実験の卒業生もいて、『一定の結果が出るまで食らいついたら離さない』という事が出来る人は、先々仕事に困らないという実績もあるので、この食らいついたらという面白さが分かる若者が増えればと考えています。
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Posted at
2024/09/10 10:30:59