昨日のテレビ朝日系のモーニングショーの中で福岡県の太宰府市と山口県の某所を比較していました。
太宰府市が52回の猛暑日に対して・・
猛暑日ゼロの特別涼しい街と書いてありますが、これは旧美祢郡秋芳町の画像ですから町の間違いでしょう。
まあ山口県でも普通に人口が多い所は福岡と0・3度しか変わりません。
その涼しい街・・ いや町が3憶5000万年をかけて形成したカルスト台地で、山口県美祢市の秋吉台です。
秋吉台は今月一番暑かった日の平均温度が26・5度と、「ホント?」と思うぐらい低い温度です。
カルスト台地の地下には1年を通して17度の秋芳洞があって、ここは福岡県から避暑に来られる方が多いのですが・・
太宰府から車で約1時間半は大げさでしょう。
大宰府の手前の福岡店までで約2時間で、30分以上サバを読んでいるでしょう。
その美祢市秋吉台の猛暑日ゼロの2つの秘密は・・
鍾乳洞を通る風と、鍾乳洞の中から出て来る冷たい湧水のせいで、それで町全体が涼しいとの事でした。
ちなみに自分は山口県美祢市の出身で、秋芳町は旧美祢郡になって、自分が住んでいたのは美祢市と旧美祢郡との境界付近で、中学生の時は27MHzの0・5ワットのトランシーバーで電波を出したら、隣の町の秋芳町の中学生に届いて、自転車を2・30分こいで遊びに行っていて、着いた時には汗をかいていたので涼しいとは思っていませんでした。
それ以上に高校を卒業したら伊佐町の石灰石加工工場に半年勤めていて、その新人研修で伊佐町から秋芳町まで走らされて、最後は鍾乳洞の中を歩いて、それでカルスト台地の上に出てゴールという研修があって、1年中17度と言われても鍾乳洞の中を歩いている時はそうとう汗をかいていて、秋芳町は涼しいというイメージが全くありませんでした。
高校を卒業して半年後はもう宇部市に引っ越していて、それからあまり秋芳町には行っていなくて、テレビで涼しいと言われてもピンと来ませんでした。
そういえば一時期秋芳洞の入り口付近にある石を売っている土産屋にちょくちょく足を運んでいて、その土産屋から「あなたはインチキの学者だ!」と言われた事がありました。
それは土産屋の石をあれこれと買って帰って、「自分は石の研究をしているからストックを見せて欲しい。」と言って、更に「カットしている所を見せて欲しい。」と言ったら、「ここで取れる石は全て灰色で色が付いた石はブラジルから業者を通して仕入れていて、石を見てそれが分からないのは、あなたはインチキの学者だ!」と言われたのでした。
こちらは「石の研究をしていると言ったが、誰も学者とは言っていない。石の上にコイルを置いて微弱振動を逃がす研究をしているから、石がどこ製かは分からない!」と口論になった事があります。
そこで土産屋と熱いバトルをしたので、やはり涼しい町というイメージはありませんね。
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Posted at
2024/09/12 15:14:36