今日10月3日は日本武道館の開館日です。
開館したのは1964年の10月3日で、東京オリンピックが始まる少し前で、柔道の大会を行うために作られた会館です。
元々武道を行うための会館が音楽の聖地と呼ばれる様になったのは、ビートルズが初めてコンサートを行ったからで、多くの歌手やミュージシャンが「いつかは武道館でコンサートを!」という目標になっています。
自分が武道館に行った記憶は2015年にポール・マッカートニーさんのコンサートに行った時と、ちょっと年は忘れましたがエリック・クラプトンさんとダイアナ・ロスさんで、エリック・クラプトンさんの時は何故か最前列で聴いていました。
ポールさんの時の半券の写真が残っていて、何と10万円の席でした!
お金を払っただけあって撮影がOKでした。
ダイアナ・ロスさんの時はお弁当付きの9万円の席で、実質的に1時間ちょっとぐらいの公演でしたが、聴きたい曲は全て聴けたので満足して帰ろうとしたら、上の方の席の20歳ぐらいの若い女性が「金返せ~っ!」と叫んでいました。
確かに何万円も出して1時間ちょっとで終わったら、なけなしのお金で聴きに来ていたらそう思うかも知れませんが、自分の周りの席にいた人は「そんなお金の事を言うぐらいなら来るなよ。」というよな冷めた目で見ていて、お金が高かろうが、スタートが送れようが、公演が短かろうが何も言わずに満足して帰るのがステイタスでしょう。
一般の席ではなく武道館に行ったのは、DEENさんの武道館の初ライブで、ボーカルの池森さんと個人的に交流のある自分は一般席でななくプレス席という雑誌の記者が座る席に案内されました。
その右横の席は音楽関係者用の席で、織田哲郎さんと大黒摩季さんが来られていて、コンサートのMCの時に自分の周りの席の人は一気にメモを取り始めるのに、自分は「向こうに大黒摩季がいる!」と完全にお上りさん状態で、大黒さんばかりを見ていたら、「何あのド素人。」みたいな怪訝な目で見られてしまいました。
後に大黒摩季さんとはFM福岡の番組制作でお目にかかって、「あの時にプレス席でそちらばかり見ていたド素人は自分です。」と謝って、大黒摩季さんもその時の事は覚えておられました。
武道館のDEENさんのコンサートの後はアフターパーティーにも招待されて、パーティーでは大黒摩季さんは見かけなかったものの、面識のあるギタリストの押尾コータローさんと、サックスプレイヤーの矢野沙織さんがおられたので少しお話させて頂きました。
プレス席からアフターパーティーの会場まではレコード会社の方が案内されて、武道館の一般の人が入れない秘密の迷路を通る事が出来て、アフターパーティを行う部屋は迷路を通ってバックヤードの横を通って向かいました。
多くの人が武道館に何回も行ったとしても、自分は関係者しか通れない迷路を知っていて、みんなここがこうなっているとは知らないだろうと、武道館に行った時は心の中で優越感に浸っています。
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Posted at
2024/10/03 15:40:14