今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのヴォクシーです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオしか設定がないお車で、プレミアムベーシックパッケージの取付と、フル防振の施工を行います。
最近のブログで何かと話題にしているディスプレイオーディオしか選べない車種で、前のヴォクシーはオーディオレスで自分の好きなナビオーディオが選べていたので、お客様に不満様に思われない様に、事前に時間をかけて調査を行ってから作業を進めて行きます。
まず純正の状態の音を確認して、フェダーを前後左右に振ってセパレーションなどを調べます。
低音・中音・高音の音量はそこそこ出ているものの、スピーカーとスピーカーの間に音が浮いて来るステレオ感が乏しい様です。
サウンドピュアディオスタジオがあるFM山口の放送も聴いて、ベースの音が分かったところで作業にかかります。
ボクシーはドアのスピーカーグリルの上に小物入れがあるので、グリルの上の出っ張りで高音域が薄くなるので、ツイーターの周波数レンジを広げて足りない部分を補っています。
グレードはダッシュ上にスコーカタイプのコアキシャルスピーカーが付いている様に見えたので、これから分解して行きます。
以前の写真を出すと、スコーカータイプの2WAYスピーカーに小さなコンデンサが2個付いていて、スコーカーの下限周波数のカットとツイーターの下限周波数カットの2個です。
ドアの内張内は工場装着の防振材が貼ってあり、これが年式で増えたり減ったりしている事があるので、初期の車の図面と比べてみます。
ドアの内張はマスキングして、これからセメントコーティングの施工に入ります。
最初の試聴でドアの開け閉めをしたらボーン!とノーマルならではの響きがあって、防振しているドアがで慣れているので、「最初はこんな響きなんだ。」と感じました。
またドアの下の方にはオプションか社外品の反射板が付いていて、「これ欲しい!」と瞬時に思って、こんな便利な物が発売されていたんですね。
昨夜の閉店前にお預かりしたお車なので今のところはここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。
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Posted at
2024/10/06 10:33:25