今日からサウンドピュディオは5日間のお休みに入っていますが、井川ブログは書き込みの頻度は減っても毎日書き続けます。
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのプリウスPHVです。
縦長の専用のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
プリウスPHVは16センチのドアスピーカーで低音を鳴らして・・
ダッシュのスコーカーで中高音を鳴らす2WAY構成ですが、ベーシックパッケージではツイーターを加えて3WAY構成に変更します。
ツイーターはピュディオブランドのATX-25で、スタンドで付けているこの仰角・振り角で音の輪郭をハッキリと聴こえる様にしてあります。
ベーシックパッケージでは中高音を中音と高音に分離するだけでなく、合計6ピース構成のピュコンで、ドアの16センチスピーカーから漏れる中高音をカットするのと、低音域のインピーダンスをコントロールして、スパッとキレの良いこもりの無い低音に変化させています。
スコーカーはピュコンで高音域をカットしているだけでなく、裏に付いている低音カット用の小さなフィルターを・・
大型の高性能なフィルターに変えて中音域の音質アップを図っているので、実質的にピュコンの8ピース構成と同じ役割で、フロントスピーカー6個のうち4個を純正を使いながら、かなりクオリティーの高い音を再生出来る様になり、支払う金額の割に高音質を得る事が出来ます。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ディスプレイオーディオの調整機能と、ピュコンの値合わせで音調整を行います。
入庫時は車速連動ボリュームがハイになっていて、音に勢いがあっても荒かったので、一度オフで調整して、ローやミッドでも音を聴いて、ミドルでも荒い部分が目立たない様にして音調整を終了しました。
3トーンは高音と中音はセンターで、低音は出過ぎている感じがしたのでマイナス1に振っていました。
ピュアコンの値合わせではブラックボックスは4個目で適正値になり、コイルは何と12個目で適正値に辿り付きました。
普通福岡店では音調整が終わったら直ぐに宇部店に向けて帰るのですが、昨日は今年最後の調整だったのでしばらく店内にいて、お客様の納車に立ち会う事が出来ました。
音が良くなってもなかなかご本人の感想を聞ける事は無いのですが、「物凄く音が良くなりました!」という喜びの声が聞けて良かったです。
今年最後の仕事は、世の中の『純正スピーカーは音が悪いから使い物にならない!』を見事にひっくり返す内容の作業で締め括る事が出来ました。
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Posted at
2024/12/30 12:07:46