今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのアルファードです。
以前ベーシックのWパッケージの取付をして頂いたお車に、追加でセメントコーティングの施工を行っています。
まずは作業に入る前に車室内の響きを計測します。
次にドアの内張を外して、セメントコーティングの作業に入ります。
防水シートの半透明の部分から、以前施工した丸の防振マットと、ゴールドの防振メタルがかすかに見えています。
外した内張の裏には白い吸音フェルトが貼られていますが、これは一時的に外して、セメントコーティングの施工後にまた元に戻します。
フロントの内張だけでなく、それよりも大きなリアのスライドドアの内張にも施工を行い・・
リアのハッチの内張にも施工を行うので、合計5枚の内張にセメントコーティングを施します。
リアのハッチには20センチウーファーが埋まっているので、遮音性だけでなく音質面もアップさせます。
内張りの裏面はツルツルでコーティング剤が剥がれてしまうので、機械と手作業で粗目を付けて、密着して剥がれを起さない様に下ごしらえをしています。
内張り裏には何重にもマスキングしていて、こすれてもキズが入らない用に、強力にガードしています。
粗目を付けたら内張裏にコーティング剤を塗って、規則性を持たないランダムな状態に厚い薄いを作って、振動が通過し難い状態にしています。
振動でひび割れを起さない様にたわみを持たせる成分が混ぜてあり、その部分が化学変化で青白い状態から茶色に変色していっています。
一晩ねかせると、全て茶色に変わって乾燥が終了しました。
今の時点ではここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2025/01/22 11:17:15