今日は最近宇部店で作業を行った3台のお車をご紹介します。
まずはマツダのロードスターRFのフェンダー周りの防振作業で、ピット内でジャッキアップして防振作業を行っています。
火曜・水曜日が福岡店が定休日なので、水曜日に福岡店から応援が来ての作業です。
ロードスターRFの防振作業が終わったら、次は日産のエクストレイルが同じ場所に入って下回りの防振作業に入りました。
そして先日完成して納車お客様が取りに来られる少し前に、表の駐車場に車を移動していたら、結構な確率で「おーっ!」という感じで見て通られたのが、このBMW2002です。
1970年代のお車を綺麗にレストアされているお車のリアスピーカーの交換の作業を行いました。
元々16センチの国産のコアキシャル2WAYスピーカーが付いていたリアトレイを、MDF板とレザーで作り直して、JBLの16・6センチのミッドバスとセパレートのツイーターを取り付けました。
ドアスピーカーを取り付け出来ない年式のお車で、リアからの音のみで音楽を聴くという、1970年代から1980年の前半ぐらいに主流だった取付方法で、昔取った杵柄で作業にかかったのですが、今聴いてみると高音と低音が目立って、中音が薄くなるいわゆるドンシャリ的な鳴り方になります。
後部座席の下にピュアコンを仕込んで、あれこれと値を変えてフラットになる様に音調整しますが、後ろを振り返って聴くとフラットでも、正面を向くとどうしても中音域が薄くなってしまいます。
デッキのイコライザーで中音を上げ過ぎるととても不自然な音になってしまうので・・
リアトレイを作り替えて16・5センチのミッドバスに10センチのコアキシャル2WAYを合わせたトータルで3WAYのスピーカー構成にしました。
ガラス越しに見ても中高音をスラントさせた機能美で、1980年代のBMW車用に作られていたSKのスピーカーシステムを彷彿させるデザインです。
といっても1980年ぐらいを知っている人はほぼおられないでしょうが、リアトレイだけで良い音をというのを経験しているからこその音造りでした。
もちろんピュアコンのブラックボックスは一から専用設計でワンオフで作っています。
音もデザインもオーナー様に気に入って頂いて良かったです。
以上ここ最近の宇部店の作業のお車を3台紹介させて頂きました。
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Posted at
2025/02/16 10:41:00