今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダのNボックス・カスタムです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、フロントドアのフル防振と、リアドアとリアサイドのセメントコーティングと、リアサイドのベーシック防振の7thパッケージの作業を行いました。
当初はドア4枚の防振の予定でしたが、マフラーが交換してあって、それが車室内に音が入っていて、マフラーのある右のサイドは左の給油口がある方と違って伽藍洞で、響きが入りやすいという事が分かって、リアサイドも追加となりました。
お客様の希望はマツダのBOSE車の低音と比べてあまり遜色がないぐらいの量が出ていて欲しいとの事で、スピーカー交換も考えましたが、あえて予算内で納めようとすると防振面と層を増やした方が有利だろうと、あえて純正スピーカーを使用した7thパッケージをご提案しました。
ツイーターはJBLのP560Cの26ミリ外ドームタイプを使用して、広い音域で存在感のある高音を再生しています。
グローブボックス下のピュアコンはオプションのSSFを加えた6ピース構成で、フロントのドアスピーカーは上限周波数に加えて下限周波数もコントロールして、豊かで綺麗な低音再生を実現しています。
全ての結線が終わって音を鳴らすと、調整画面はパナソニック製で、まずはタイムディレイを全てゼロにしてからイコライザー調整に入ります。
イコライザー画面でこれが一番バランスが良いと感じても、メモリーした後に少し抑圧感を感じる様になるので、メモリー後の音を確認してまた動かしてメモリーしてを何度も繰り返して音を追い込んで行きます。
あれこれと音源を聴きながら、最後はこれまで何十回とお会いして、生の声を知っているDEENの池森秀一さんの声で確かめて調整を終えます。
最終的にはお客様に運転席に座って頂き、自分があらかじめ用意していたパターンで、「これでどうでしょうか?」と、低音は普通よりやや強めで、中高音のバランスを考慮したパターンで納得して頂きました。
マフラー音だけでなく、お客様は趣味で車内に長くおられる事があるので、断熱性も考えて防振重視のシステムになっていますが、予算の範囲内でお客様の用途にピッタリ合ったシステムに仕上げる事が出来て、とても満足して頂けました。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2025/03/06 09:52:59