今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業から、日産のオーラNISMOです。
以前乗られていたお車からシステムを移設して取り付けて、今回追加でコントロールコンバーターの取付を行いました。
ドアはフル防振の施工の後にアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSPーLTD15を取り付けて・・
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60のブラックタイプを取り付けて、フロント2WAYのハイエンドとなっています。
ラゲッジのアンダーにはピュアディオブランドの25センチウーファーを取り付けて、その周りにパワーアンプとピュアディオチューンのデジタルプロセッサーを取り付けて、フルシステムとなっています。
こちらのオーラは実はオーディオレス車で、現行のノート系ではオーディオレスを選ぶかプロパイロットを選ぶかの二者選択で、音にこだわってオーディオレス車を選ばれてナカミチのCD-700KKを取り付けられていて、後からアルパインのディスプレイオーディオを付けられて、CDー700KKとの間にコントロールコンバーターを今回取り付けました。
ブルーとオレンジとピンクのラベルの音色が微妙に変えてあるモデルを全て聴き比べして、最も生音・生声に近くなる様にセッティングしました。
オーラNISMOのお客様はサウンドピュアディオが音調整で上妻宏光さんの楽曲を使っている事を知られて、上妻さんのCDを聴かれる様になり、山口県でのコンサートに4回行かれています。
そのうちの2回は私が上妻さんにお願いしてお客様に会って頂いて、生の声を知っておられる状態でした。
また最前列で演奏を聴かれた事もあるので、高音をちょっと上げて、低音も少し上げ気味でみたいな一般的に好まれる様なセッティングで満足される方ではありません。
音調整では上妻さんの三味線とボーカルの『田原坂』で声と三味線のバランスと音色を確認して・・
『華~宙を舞う風の如く~』では三味線に加えて藤原道山さんの尺八の音も合わせて確認して、どちらも何十回と生演奏で聴いた事のある音で、より正確に鳴る様にコントロールコンバーターの色を選択しました。
更に入庫した時にはエブリ・リトル・シングさんの楽曲を聴かれていて、その中で『タイム・ゴーズ・バイ』の持田香織さんの声が好きで、一時期この楽曲を音調整に使っていた事がありますが、その時は持田香織さんにお会いした事が無くて、後にFM福岡のスタジオでピュアディオ関連のラジオ番組の制作の時にお会い出来て、やっと生の声を聞く事が出来て、そんな思いがある『タイム・ゴーズ・バイ』でも音色を確認して・・
最後にはこれまで何十回と生の声を聞いているDEENの池森秀一さんのボーカルで、囁くように歌われて普通の喋り声に最も近くなる『プラスティック・ラブ』でも声を確認して・・
ピュアコンの値合わせとイコライザー調整を行って、これ以上生音・生声に近くならない!というレベルの音調整を完了させました。
コントロールコンバーターは3色の中で音色が一番ウォームな感じのオレンジを選択して、オーラNISMOの作業は終了しました。
サウンドピュアディオではお客様が希望されて、可能であればピュアディオと親しいアーティストさんにはお目にかかれる機会を作っており、セッティングが本当に生音・生声に近いか実感して頂いています。
逆にこれをしてしまうと耳の錯覚を利用して音を良く聴こえさせるという様な誤魔化しは効かなくなってしまいますが、他のカーオーディオ専門店では体験出来ない醍醐味がサウンドピュアディオにはあります。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2025/03/30 10:40:52